『安全が守られる家-本当は怖い家庭内の事故-』その①

みなさん、こんにちは。

今回はシリアスなテーマ『家庭内事故』。

安全性については、いちばん信頼しているはずの家の中で起こってしまう不慮の事故。

遭遇しないことに越したことはありませんが、万が一ということもあり得ます。

家族が長い期間を過ごす住まいの安全を守るために、考えておかなければならないこととは、一体何でしょうか。


住宅の安全性と言われれば、真っ先に地震や台風などに対して強い家を想像するのではないでしょうか。

東日本大震災の被災者の惨状を見れば当然のことでしょう。

しかし阪神淡路大震災の住宅倒壊死者数に比べると、東日本大震災では倒壊による死者数は少ないそうです。

耐震対策ができていれば、地震による倒壊を十分に防ぐことはできるということですね。

大地震が頻発してる訳ではないので、毎年のデータとしては、地震の倒壊で死亡している人は多くはありません。

実はそれ以上に多いのは、家の中で日常的に暮らしながら死亡している人の数です。

最近では家庭内事故で亡くなる人の数は、交通事故で亡くなる人の約2倍と言われています。

自動車の安全性能もどんどん上がっていますし、飲酒運転に対してより厳しい罰則が科せられるなど、きっとそうした背景も関係しているでしょう。

この事実を考えると、「住まいと安全」をテーマにした時、家庭内事故を考慮しないわけにはいきません。


これらの現状を表した下のグラフは、厚生労働省の人口動態統計”不慮の事故”による死亡者数のデータです。

安全が守られる家1

全体で1995年の値が高いのは、阪神淡路大震災によるものです。

2000年には交通事故死者数と逆転して、家庭内事故の死亡者の方が多くなっているのがわかりますね。

ところが、増加傾向にある不慮の事故(家庭内事故)がニュースで取り上げられることはほとんどありません。

住宅火災…くらいなものでしょうか。

そう考えると、日ごろからこのような事故の事実を知る機会が少ないといえます。

次回はどんな家庭内事故があるのかお伝えしたいと思います。

この機会に、現状を知り、対策に考えておきましょう。

その②へつづく…

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