木造3階建ては4寸仕様
現場ブログ
こんにちは。 マルモホ-ムの川口です。
静岡市駿河区、、、池田の現場と津島町の現場では、木造3階建ての工事が進んでいます。
当社では、木造軸組み工法が基本。
木造軸組みとは、、
昔ながらの工法で、柱と梁、小屋組みなどで構成される骨組みのこと。
これと対照的なのは、パネル工法になるでしょうか。
2/9に上棟した現場ですが、(先日、このブログにもUP)この骨組みのサイズが、2階建てとは、違うのですね~
2階建ての、木造軸組み工法では、柱のサイズが、105mm角。
3階建ての、木造軸組み工法では、柱のサイズを、120mm角としています。
写真では、わかりづらいですが、やはり2階建ての住宅より、ちょっと頑固にみえますね!!
柱が4寸(120mm)ってことは、当然その上にのっかる梁も、巾が4寸になります。
そこで!! 3階建ての注意点!!
構造体が4寸仕様になりますので、2階建ての3.5寸より、内部の空間が狭くなるということです。
例えば、910mmの間隔ですと、3.5寸(105mm)仕様の2階建て、、計算すると
壁~壁まで仕上げの有効寸法は、780mm。。
しかし、同じように、3階建ての、4寸(120mm)仕様ですと、
910mm間隔の壁の内法は、765mm。。
2階の780mm、3階の765mm。。。差をみると、たかが15mmと思いますが、
されど15mm、、いがいと大きな差で、ちょっと狭く感じるかも、です。
最近では、あまりメータ-モジュ-ルを採用しませんが、
910mmでなく、1.000mmで計画設計すると、広く感じますね。
(ちなみに、我が家は、メータ-モジュ-ルで、家を建てました!!)