住宅の保証について
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新築住宅の保証内容(地盤保証・建物瑕疵保証・住宅設備保証)について
こんにちは、コンサルタント部の寺田です。
建築会社を選ぶ時に、デザイン力や性能値を重視する傾向があります。しかし、住み始めて最初に直面することは「住宅の保証内容」です。一般的に代表的な住宅の保証は、地盤保証・建物瑕疵保証・住宅設備保証の3つです。
地盤保証は10年または20年の保証期間です(マルモホームは20年)。保証期間は、地盤調査の方法(SWSやSDS)によって異なります。また、この地盤保証は不同沈下が対象で、地震による液状化に対しては保証されません。
次に、建物瑕疵保証です。皆様が建物保証として認識している保証が、これにあたります。この保証は、主に構造躯体と雨漏りが対象になります。保証期間は、10年(法律規定)から50年以上の会社もあります。しかし、保証が履行されることは、ほとんどありません。保証の対象は瑕疵(欠陥)に限定されているため、建材の経年劣化による破損等は対象外です。国の制度としては、住宅会社の施工ミスが原因で発生する事案は、暮らし始めてすぐに発覚することが多いので、引き渡し後10年間を義務付けとしています。マルモホームでは、引き渡し後20年の瑕疵保証を標準化しており、その後10年ごとに延長が可能です。個人的には、建築時に雨漏りなどのチェック項目を必須とする20年程度が適当だと思っています。HMを含め多くの住宅会社は、20年~30年の保証期間を示していますが、その後の延長についてはお客様の気持ち次第です。
最後に住宅設備保証です。住宅設備とは、給湯器・キッチン、浴槽・トイレ・洗面化粧台、エアコンなどの設置機器です。一般的にメーカー保証1年、以降は3~5年という住宅会社が多いと思います。住宅設備の耐用年数は10年と言われているので、長期保証が難しい分野です。マルモホームでは、2026年から住宅設備保証20年を実現します。家の中には、給湯器・食器洗機、換気扇、ガスコンロ、エアコンなど、10年はもつかもしれないが20年以内に修理または交換が必要になる機器がほどんどです。これらをすべて修理・交換すると莫大な出費になります。外壁や屋根の塗り替えと同様に、必要経費として考えられてた項目です。その大半をカバーしてくれるのが「住宅設備延長保証」です。詳細は、近くホームページにて公開します。または、弊社スタッフにお問い合わせください。
固い話になりましたが、住宅の保証は、建築会社を選ぶ上で重要な要素の一つです。モデルハウスにて詳しくお伝えします。是非、お問い合わせください。