【現代のおもてなし】旅館のような安らぎが日常に。「縁」が実現する和モダン空間の作り方

近年、SNSやインテリア雑誌でも注目されている「和モダン」や「ジャパンディ（北欧×和）」スタイル。世代を問わず、「やっぱり畳や木の家が落ち着く」「シンプルで洗練された和のデザインが好き」という方が増えています。

仕事に子育て、趣味にと忙しい毎日を送る現代人にとって、家は単なる生活の場ではなく、心と体をリセットする「安らぎの拠点」でありたいもの。

まるで隠れ家旅館を訪れたような非日常感と、現代の暮らしにフィットした快適性。その両方を叶えるのが、マルモホームの「縁 -ENISHI-」です。

今回は、静岡の気候風土を知り尽くした私たちが提案する、日常を「おもてなしの空間」に変える家づくりのポイントをご紹介します。

「ただいま」が深呼吸に変わる。玄関から始まる「おもてなし」

玄関は「家の顔」と言われますが、私たちはそれ以上に、外の喧騒を遮断し、プライベートな安らぎへと切り替える「結界」のような役割があると考えています。

「縁」の玄関を開けると広がるのは、凛とした空気が流れる奥行きのある空間です。

例えば、繊細な木格子（連子）越しに漏れる柔らかな光や、しっとりとした土間の風合い。玄関ホールに足を踏み入れた瞬間に、ふっと肩の力が抜けるような静けさを演出します。

ホールに畳を敷いたり、坪庭を眺める窓を設けたりするのもおすすめ。来客時には「センスが良いね」と褒められるおもてなし空間になり、家族にとっては毎日帰るのが楽しみになる癒やしのアプローチとなります。

開放感と落ち着きが同居する。和と洋が調和したリビング

リビングは家族が一番長く過ごす場所。だからこそ、ソファに体を預けてゆったりと寛げる「洋」の快適さと、心が凪ぐような「和」の美しさを両立させたいものです。

「縁」のリビングが目指したのは、モダンなインテリアが似合う洗練された和の空間です。

例えば、重厚感のあるソファやスタイリッシュなテーブルを置いても、決して雑多な印象にならないのは、空間全体のトーンが統一されているから。壁に施されたタイルや塗り壁、そしてテレビボード周りのデザインが、空間に高級感と落ち着きを与えています。

また、リビングの一角には小上がりの和室やタタミコーナーを配置することも可能です。

普段はソファでテレビを見たり会話を楽しんだり。少し気分を変えたい時は、畳の上でゴロンと横になったり。

「ソファ」と「畳」、その両方の心地よさを自由に使い分けられるのが、現代の和モダン住宅の魅力です。

陰影を愉しむ「あかり」の魔法

和モダンの雰囲気を高める鍵は、「照明（あかり）」の演出にあります。

部屋全体を均一に明るくするのではなく、間接照明を効果的に使ってあえて影を作ることで、空間に奥行きを感じさせることができます 。

壁や天井に光を優しく反射させたり、足元をほのかに照らしたり。その「陰影」が、まるで旅館の夜のような上質なリラックスタイムを演出します。

五感に響く「素材」の力。時を重ねて深まる味わい

和のスタイルを採り入れる家づくりにおいて、間取りと同じくらい大切にしたいのが、ふと触れた時や目にした時に感じる「素材の質感」です。

「縁」では、古くから日本で愛されてきた意匠を現代の技術で表現しています。

例えば、光と風を柔らかく通す木格子（連子）の繊細なラインや、手仕事の跡を感じさせる土壁や和紙の表情。均一な工業製品にはない、独特の凹凸や手触りが、空間に深みと温かみをもたらします。

こうした素材は、主張しすぎることなく背景としてそこに在り、季節ごとの光の入り方によって様々な表情を見せてくれます。

住むほどに味わいが増し、愛着が深まっていく。そんな「経年変化」を愉しめるのも、素材感にこだわった家ならではの贅沢です。

静岡・大浜モデルハウスで「縁 -ENISHI-」の世界観に触れる

「和モダンな家」「旅館風のデザイン」と聞いても、実際の空気感や素材の質感は、写真だけではなかなか伝わりません。

静岡市駿河区にある「大浜モデルハウス」は、今回ご紹介した「縁 -ENISHI-」の世界観を余すことなく体現しています。

一歩足を踏み入れた瞬間の静けさ、素足に心地よい床の感触、そして計算された光の演出。

「家を建てるのはまだ先」という方も、まずは休日に旅館へ遊びに行くような感覚で、お気軽にご来場ください。心地よい和の空間で、理想の暮らしをイメージしてみませんか？