和室天井の張替え
現場ブログ
こんにちは。 マルモホ-ムの川口です。
今日は、静岡市葵区駒形通りのマンションでリフォーム工事です。
4階建てのマンションで、1階のお住まいのお客様。
上の階からの水漏れ事故で、和室×2間の天井がシミに・・
そこで、張替えをお願いしたい・・・ということで、私にTELがあったわけなんです。。
鉄筋コンクリ-トのマンションですが、その和室6畳が2間。
その天井は、敷目板の仕上げです。
写真でみるように、木目調の板が貼ってあります。
これを、敷目板(しきめいた)と言い、、さらに、これは無垢板でなくプリントされた合板なので、ラミ天(らみてん)、と言うのです。。
ラミ天とは??
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「ラミネート天井」とは、天井に使われている合板に対して、特殊加工であるラミネート加工を施された物のこと。紙を使った化粧板を使っており、模様を描かれた物だけではなく、木目をプリントしたような物がある。ラミネート加工された板を天井に使われていることから、ラミネート天井を短縮してラミ天と呼ぶことも多い。高級な材を使わずとも加工することができることから、コストダウンには強い効果を発揮する。和室の天井には、これまで無垢の天井材が使われることが多かったが、非常にコストがかかってしまう。代用品として使われることで、多く普及していった。天然木を貼りつけた物もあるが、これは付き板であってラミネート天井とは異なる。
既設の天井を撤去して、今までの下地材を利用して、、新しいラミ天を貼っていきます。
大工さんは、天井うらに体を投げ出し、桟の上から、ラミ天を貼っていきます。
なので、体半分しか写ってない写真になるのですね~
朝から既存の天井をばらし、あらたに天井を貼っていきましたが、今日は、6畳一間で完了。。明日、残りのラミ天を貼ることになりました。
ん~、この和室天井材。。新築現場では、張ることがなくなりましたね。
そうすると、メーカ-さんでも、売れてない材料は作ることがなくなって、製造中止・廃番・・ってことになるのです。
古いものは製造しない、、売れないものは製造しない、、、なんだか寂しい今ですね。