こんにちは。 マルモホ-ムの川口です。
静岡市駿河区馬淵の現場では、外壁サイディング工事が進んでいます。
そこで、サイディングがどのように取付されるか、紹介します。
木造軸組工法では、建て方が完了し、サッシが取付されたら、
外廻りに防水紙を貼ります。そして、その防水紙を押えるように、胴縁を取付します。
胴縁の厚さが15mm、、この空間が通気層になるわけなんです。
この工法を、胴縁通気工法と言います。 では、その次の工程、サイディングは
横貼りサイディングの貼り方
①サイディングの上に留め金具を取付
②胴縁につくように、金具を差し込みます。
③この金具は、2つ役目があります。
下のサイディングを引っ掛けるように留める
もう一つは、その上のサイディングを受ける
下のサイディングを引っ掛けるように留める
もう一つは、その上のサイディングを受ける
④そして、その上のサイディングを
金具にのせるように、パチっと嵌め込みます
金具にのせるように、パチっと嵌め込みます
⑤サイディングの左右バランスをみて
しっかり嵌め込み
しっかり嵌め込み
⑥そして、また次のサイディングがのるように
金具を嵌め込み
金具を嵌め込み
この繰り返しで、上にあがっていくわけなんです。
サイディングが金具によって支えられているので、
多少、左右の動きができるようになっています。。このことで、サイディングが
建物が動いたり揺れたりしても、サイディングが割れないようになっているのですね~
写真では、1階部分を貼っているので、施工も楽そうですが、、
これが、2階部分のサイディングを貼るとなると、
狭いとこで材料を上げたり、、、登ったり降りたり、、で大変な仕事だと思います。
長年やっている職人さんと、『このサイディング貼りの作業、、
歳をとるとできないね。50歳が限界だね、、』なんて笑いながら、よく話をします。。。