こんにちは。 マルモホ-ムの川口です。
今日は、駿河区宮川のお宅で補修工事です。
築30年~40年ぐらいのお宅でしょうか、、以前からリフォ-ム工事などを
させてもらったりしているお客様なんですが、お母さんから連絡があり、、
『和室の押入れが下がっているかも・・』とのことでしたので、事前調査をして
今日、その工事に伺いました。
和室の床柱が下がったので、上げました。
その和室は、ちょうど2階部分がない、平屋になるカ所
左側が床の間で、右側が押入れでした。。
どうも、その真ん中の柱(床柱)が下がってしまっているようで、
その柱を少し上げる工事です。
左側が床の間で、右側が押入れでした。。
どうも、その真ん中の柱(床柱)が下がってしまっているようで、
その柱を少し上げる工事です。
柱が下がっているので、襖の建付けが悪く
まずは、畳をめくって
畳の下の板(あらし)をめくって
その床柱を支える束が見えました
すぐ横の大引にジャッキをかって
油圧で少しずつ、床を上げます
油圧で少しずつ、床を上げます
ほんの数ミリですが、、上がったら
新しい束をピシッと嵌め込み
新しい束をピシッと嵌め込み
外したあらし板を再取付して
押入れ襖の建付けも調整して
無事に、作業は完了しました。
下がっていた量は、ほんのわずかですが、今回は、約5mmぐらいでしょうか
このようにジャッキをかって、束の長さを調整してあげるだけで、治ってしまうのですね。
これは、古くからの和風のお宅だからできる技なんです。
和室で、床が畳だからできるんですね。。
これが洋間で、フロ-リングだと、こうはなかなか、うまく床レベル調整はできません、、、
最近の住宅では、この束が、木製でなく、鋼製束を採用しています。
その束は、レンチで高さ調整ができるようになっていますので、みなさんご安心ください。。
万が一、床が将来、下がったとしても、床下へ潜り、鋼製の束をくるくるって回すと、
高さ調整ができてしまうのです。
ここのお母さんとも、話をしましたが、、
やはり、家を長持ちさせるのは、このようなちょっとしたメンテですね。
ほおっておくのではなく、少しずつでも家に手をかけることで、長持ちするんですね~ と。
家のことで、気になったことがありましたら、マルモ川口まで連絡を。。
家も人の健康も、早期発見が大事ですね。 何でも相談ください。
BEFORE
AFTER
写真では、分かりにくいですが、、建具の建付けがビシっとなりましたぁ!!