上棟前に大工さんは金物を組む内職仕事

先行足場とは・・・

建物は、まだないですけど、その廻りに足場を架けること、、、

大工さんが安全に建て方作業ができるように、足場をかけるんですね。。

建て方まえに、足場を架けるので、先行足場というのでしょう。


そして、大工さんは、明日の為に、金物を組んでいます。

建築金物である、羽子板ボルト、、

これが、羽子板部分のボルト部分、ワッシャ、、、とそれぞれ別々の箱に入っているので

これを、明日の上棟作業の時に使いやすいよう、事前に組んでいるわけなんです。

金物屋さんも、この羽子板ボルトをセットして売ってくれればいいのだが、

そうもいかず、いつもこのように大工さんは、前日に、数百本もの羽子板ボルトを内職するのです。


羽子板ボルト？？　って。。

羽子板ボルトは、梁と梁の交点に付く金物で、交差する梁を緊結する金物です。

事前に、金物を組んでおくと、当日の建て方もスム－ズに作業が進むわけなんですね。

明日は、天気予報も晴れマ－ク、、金物の準備もOKですし

足場も組みましたから、順調に建て方は進むでしょう！！

建て方・上棟前は、いつも何だか、ワクワク、ドキドキします。

もう、20年以上、現場監督しているのに、、ね（笑）