こんにちは 営業部の寺田です。
今回は、建具についてマルモホームの標準仕様をご案内します。
一般的に、出入口や部屋を仕切る戸や襖(ふすま)などの総称を建具といいます。
ここでは室内のドアや引き戸についてお伝えしたいと思います。
まず、上部の写真を見てください。吹き抜け部の2階ホールです。
奥の部屋に、床から天井までの高さに合わせた2m40cmの扉を使用しています。
普通2m40cmの天井に対して、建具サイズをリビングの扉のみ2m20~30cm(8尺)、
その他の部屋やクローゼットの扉は2m(7尺)に設定している会社が多いと思います。
マルモホームでは、すべての建具サイズを天井高と同じ2m40cmに統一しています。
天井高と同じフルハイドアは、建具回りの枠も目立たないため、空間全体がスッキリ見えます。
さらに建具の上部に垂れ壁がない分、壁そのものが扉になっているような印象を与えます。
実用面では、クローゼットなどの収納建具で使いやすさが際立ちます。
従来の収納は、収納高2m40cmに対して開口(建具高)が2mですから、
どうしても40cmのデッドスペースが生まれます。その部分に物を置くことはたいへんです。
引き戸の場合は、部屋の外か中に戸袋になる部分があります。
またアウトセットにする際は、壁+戸の厚みが必要です。
そのため壁に取り付けられた枠やレールが目立ち、せっかくのデザインを損なうことがあります。
その点、フルハイの引き戸は上吊りタイプです。天井にレールが付くだけで、かなりスッキリと見えます。
フルハイドアは、デザイン的にも洗練されていて、使い勝手も良い建具だと思います。
メーカーの担当者に聞いてみると、1階2階のすべての建具に標準仕様で、
フルハイドアを採用している会社は、かなり珍しいようです。
是非、見学会やモデルハウスで、確認してください。
フルハイドアがおすすめ
2階の洋室にフルハイドアを採用。
壁そのものが扉のように開閉するイメージ。
壁そのものが扉のように開閉するイメージ。
寝室のクローゼットも2m40cmの折戸。
全開口でき、使い勝手も抜群です。⇒施工例
全開口でき、使い勝手も抜群です。⇒施工例