今日は、浴室の事故防止について、紹介です。
浴室の入口には、折れ戸であったり、引戸、開き戸などがあります。
そのどの扉もカギ(ロック)が外側からかかるのをみなさんご存知でしょうか?
しかも、そのカギは、高いところについています。
【子どもの死因第1位は、不慮の事故です。このうち不慮の溺死の比率は高く、意外なことに死亡事故は、海やプールだけでなく家庭内でも多く起きています。特に多いのは浴室での事故です。平成17年には、全国で40人近い子ども(0~9歳)が浴槽で溺れ、命を落としています。昨年1月、札幌市内の温泉施設で、家族と入浴に来ていた男児(5歳)が浴槽内で死亡する事故が起こりました。母親が目を離したわずかな時間に1人で浴槽に入ろうとして誤って水中に転落、おぼれたとみられています。周囲には母親や大人がいたのにもかかわらず、男児が溺れていることに誰も気が付いていませんでした。東京消防庁が、平成18年、19年の2年間に浴槽内で溺れ救急車で搬送された事故を集計したところ、10歳未満の子どもが92例に上っていました。】
そうなんです。 親が知らないうちにお子さんが浴槽に入ってしまうことを、このロックが防いでいるのです。
だから、高い位置にあるのですね。。小さいお子さんのいる家庭は、特に注意したいとこですし
意外と浴室のロック機能を知らない方も多いので、頭に入れておきたい項目の一つですね。
さらに、浴室の洗い場で、もし家族の誰かが倒れてしまったら、しかも、ドアのすぐそこで倒れていたら、、
折れ戸は内側に折れるので、その人にドアが当り開かないことも起きえます。。
そんな時は、やはり外側から、両サイド上に付いているレバ-を下げれば、
ドアごと外れるようになっているのです。。