今日は、型枠についてです。
基礎の型枠、、、『型枠』（かたわく）と言うのですが、
これ、建築専門用語ですよね。。一般の方には、何のことなのか、
さっぱりわからない人もいると思うので、ちょっと説明です。
型枠って何？
こんにちは。 マルモホ－ムの川口です。
型枠とは、、生コンクリ－トをそこへ流し込み、コンクリ－トを固まるまで形成させる板のことを言います。
現在では、住宅の基礎ですと、この鋼板を使った枠が多いですね。
昔は、コンパネ(木のベニヤ)を使っていました。
住宅のコンクリ－ト工事だけでなく、マンションや店舗、大型物件工事でも、
生コンを流し込む壁や柱を形成する板を、型枠といいます。
実は、このコンクリ－トも細かく分野別業種がいまして、、
ひとえに基礎工事と言ってますが、大型物件ですと、
土工事、鉄筋工事、型枠工事、左官工事、コンクリ－ト打設工事、、みな専門業種でそれぞれ作業するのです。
住宅ぐらいの大きさでは、みなひとつの業者さんに頼んで、全部施工してもらっています。
では、その住宅の基礎工事で、型枠作業での施工ポイントは、、
何といっても、通りをまっすぐに！！ でしょう。
それは、
上の写真のように、
タテ方向とヨコ方向がまっすぐであること。
それを、通りがまっすぐか、、と言いまして、チェックするのですね～
コンクリ－トが乾いたら、この枠を剥がしますが、
通りがとおっていないと、うねうねの基礎になってしまうのです。。。
さらに、基礎立上りのコンクリ－トを打設する時は、
アンカ－ボルトを2種類セッティングをして打設しなければなりません。。。
1、ホールダウン用アンカ－、、長く太いアンカ－、これは、柱の引抜き緊結用のアンカ－です
2、一般アンカ－、、これは、土台の引抜き緊結ようアンカ－です
それぞれ、指定の位置に的確に設置しなければなりませんね。
このアンカ－設置の仕方や、その数でも、、いい工務店なのか、悪い工務店なのか、分かるとおもいますよ～
