親子扉の、子の方は、普段は固定されています。
その固定を解除するのに、上下のア-ムみたいのを上げ下げすると、
子扉も開閉できるように・・・この、部分が、『フランス落し』なんですね~。
洋風建築に「フランス窓」というのがあります。これはガラス入りの二枚の開き扉で、リビングダイニングなど、テラスやバルコニーに出入りする部分に取り付けられています。日本では敷地が狭いせいなのでしょう、必ずや引き戸か引き違いサッシが入っています。「窓」と称されていますが、掃き出しの「扉」を意味しています。
(フランスというのはその形状の窓の総称(?)のようです)
扉ですから、風などのあおり止めとして、框の部分に上げ下げの金物を付けています。フランス窓(=フランス扉)に付けた「落とし金物」ということで「フランス落し」と呼んだのが最初の名前の由来のようです。
なるほどね~