紹介した、腰掛鎌継ぎや大入れ蟻落しは、木造軸組み工法の基本加工です。
土台の加工だけでなく、上の梁などの加工でも、これを使います。
この加工は、木材加工工場(プレカット工場)で、機械で加工されてきます。
昔は、大工さんが作業場で、一本ずつ墨出しして丁寧にノミを使って加工していました。
今じゃ、パソコンに入力してしまえば、あとは加工ラインにのって機械加工なんですよね・・
くるいも無いですし、正確ですし・・
パソコンでの機械加工、安心できますね、、、でも!ですよ。
最近の大工さん達は、昔のこの鎌継ぎなどの加工をしたことがないので、
技術の継承とか、プロの技というか、、
のみを使った匠の技が無くなっていくのが寂しいですね。。。