建物を支える土台の設置

こんにちは。  マルモホ-ムの川口です。

今日は、土台や大引の加工方法について、ちょっと紹介です。

木材は、平行方向に繋いだり、、直角に交わる部分を材料が抜けないよう、差し込みます。
土台設置
土台設置
土台の先端の加工を写真に撮りました。

さて、この加工、どのように木材同士が繋がっていくのでしょうか??

みなさん、想像できますか?
土台設置
まずは、平行方向の継手です。

写真のように、ここへ差し込まれ、土台がつながります。

この加工方法の名前を【腰掛鎌継ぎ】(こしかけかまつぎ)と言います。

これ、差し込むと絶対に抜けないですよ。。むか~し、むか~し、、ほんと良く考えられた継手加工ですね。。
土台設置
上の写真は、直角方向の加工です。

この加工を【大入れ蟻落し】(おおいれありおとし)と言います。

これも、差し込むと、ま~もう抜けないですね。。。



土台設置
紹介した、腰掛鎌継ぎや大入れ蟻落しは、木造軸組み工法の基本加工です。

土台の加工だけでなく、上の梁などの加工でも、これを使います。

この加工は、木材加工工場(プレカット工場)で、機械で加工されてきます。

昔は、大工さんが作業場で、一本ずつ墨出しして丁寧にノミを使って加工していました。

今じゃ、パソコンに入力してしまえば、あとは加工ラインにのって機械加工なんですよね・・

くるいも無いですし、正確ですし・・

パソコンでの機械加工、安心できますね、、、でも!ですよ。

最近の大工さん達は、昔のこの鎌継ぎなどの加工をしたことがないので、

技術の継承とか、プロの技というか、、

のみを使った匠の技が無くなっていくのが寂しいですね。。。





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