葵区上土の現場で大大大親方と話をしました

こんにちは。　　マルモホ－ムの川口です。

静岡市葵区上土の現場へ安全面と品質面でのパトロ－ルに行きました。

そこで、筋違いプレ－トの取付状況をよ～く見てみました。

規定通りのビスが取付され、本数とも、何も言うことありませんでした。

しかし、その筋違い本体に、亀裂があるじゃないですか。。。（→の部分）

これだけのビスを取付すれば、どうしても、そこから木材が割れてきてしまう事は、避けようがありません

ビス取付時に下穴をあけて、ビスを締めれば、割れが起きないかもしれませんが、

あまりビス穴をあけてから取付して、そのビスが下穴のおかげで緩々では、何も意味ありませんからね。。。

その反対側の筋違いの表面を見てみると

割れが入っていません。そんな状況から考えると、

表面状にたとえ割れが入ったとしても、構造的には問題がないかと、言えます。

安心できますね。。

実は、こんな筋違状況を、現場に手伝いに来ていた、大大親方に聞きいたところ

『このくらいの割れだったら心配いらないよ、川口くん』　

『割れてしまい貫通して剥がれてしまうような木材のヒビ割れはダメだけどね』

『木材は、加工してこのように取付されても生きているから、いいんだよ』

『木材　在来工法のいいとこだよね』・・・といろいろと言ってくれました。


この大親方は、私が、現場監督になってからのお付き合いで、もう、、、20年ぐらいになります。

私が監督になりたての頃、まずは現場の掃除の仕方から、この大親方に教えてもらいました。

現場監督の初めの一歩をたたきこまれました、、、

年齢は、もう80歳前後です、、あまり年齢のことを言うと怒られるので。。。（80歳前後ってことで）

そんな大親方が、息子が担当している現場の大工の手伝いに来てくれるのは、ほんと感無量です

このような、大大大・・親方の言葉を、しっかりと受け止めて、初心に戻って監督業をしていきたいと

改めて思いました。