今日は、静岡市駿河区馬渕の現場で、地鎮祭をおこないました。
今回の神主さんは、駿河区にある『伊河麻神社』さん、、ここの現場からも歩いて数分でいける神社さん
もう地元ですね。。地元の神社さんに地鎮祭をお願いしました。
建物の新築や土木工事の起工の際などに、その土地の神様を祀り、
工事の無事進行・完了と土地・建造物が末長く安全堅固であることを祈願するために、
おこなわれるお祭りなんです。
一般には「じまつり」などとも呼ばれ、国土の守護神である大地主神と、
その地域の神様である産土神、またその土地の神々である
「此の地を宇志波伎坐大神等」をお祀りします。
基本的な祭儀の流れは神社の祭儀とほぼ同様で、特徴的なこととして
三つの行事がおこなわれます。
一つは祓の行事であり、四方祓の儀と称して、祭場四方の敷地を大麻で祓ったり、半紙と麻を切って作った切麻などを撒き、祓い清めます。
二つ目は起工の行事であり、刈初の儀・穿初の儀と称して、施主・施工者が忌鎌・忌鍬・忌鋤などにより、草を刈り、地を穿つ(掘る)所作をおこない、神様に工事の開始を奉告します。
三つ目は供物の行事であり、鎮物埋納の儀と称して、神霊を和め鎮めるために鎮物の品を捧げて、工事の無事安全を祈念します。
土地の神に敬意をはらい、使用の許しを得て、
工事の安全と生活の平安を祈願するという祭りの意味は、
まさに日本人の生活習慣における伝統や信仰に基づいたものといえますね。。