平成23年に完成したお客様から先日、連絡があり、
『リビング入口の引戸が固く重いので見て欲しい』と、、『戸車を交換すれば軽くなるかしら・・』
そんな問い合わせでした。。。当社に保存してある資料を見てみると、
当時の建具は、ＬＩＸＩＬさんでした。。
まずは、どんな状況なのか、ＴＥＬではなかなかつかめないので、私が今日、訪問。
リビングの片引戸が重い
こんにちは。 マルモホ－ムの川口です。
リビング入口戸は、ガラスが入った引戸。
ガラスがある分、普通の引戸よりも荷重があり重いのは確か。。
それにしても、確認したら結構固く、動きがわるい引戸でした。
こういった場合、まず確認するのが、扉が下枠にすれていないか。。です。
戸車が下がってしまい、扉が下枠にこすって重くなる・・そんな事が結構多いのです。
ですが、、下枠にこすってしまっている様子はなく、
戸車を確認することにしました。 扉を取外し、戸を横にして戸車を確認
扉一枚に戸車は2個ついています。
2個のうち、ひとつは正常に車がぐるぐる回りました。しかし！ もうひとつの戸車が
回転せず固い・・手で回しても全然回りません。
戸車自体は、破損しているような感じでもありませんでした
そこで、有名な潤滑油、ＫＵＲＥ ＣＲＣ556を注入
戸車の軸やその奥の部分にシュ～とひと吹き。
ちょっとと戸車を回転させならが、またもうひと吹き、、何回かこの作業を重ねると、
奥から茶色い濁った油が出てきて、、、
どうやら少し錆びもあったり、何かしらが詰っていたような気がします。
しばらく潤滑油を吹いて戸車を回転させていくと、どんどんスム－ズに回転するようになり、、
かなり動きが軽くなったので、扉をもとに嵌め込み、完了～
お年寄りでも、スム－ズの開けることができるようになりました。。。
作業時間は、約15分。。
お客様から話を聞くと、どうやら半年前ぐらいから重くなっていたらしい、、
『これなら早く連絡すれば良かった・・』と。。そうですよ～！！
遠慮なく、何でも言ってくださいね。もっと早くに力になれたのに・・・
