この溝の大きさ・・って実は決まりがあるんです。
和室の場合、【4分7】(しぶひち)と言って、4分の山に7分の溝。
要は、12mmの山、21mmの溝。
ここに30mmの建具がはまると、次の建具と3mmの隙間になるのです。
ここで、尺貫法についても紹介・・・
1尺は303mm 1寸は約3cm 1分は約3mm そして、1間は1818mm なんです。
日本の住宅は、まだまだ尺モジュ-ルが多いですね、、当社でも尺モジュ-ルが基本です。
実は、建築のいろんな材料って、尺用にできているので、尺モジュ-ルでつくると
材料に無駄が出ないのです、、、これに対して、メ-タ-モジュ-ルですと、
尺用の材料では、あとちょっとだけ材料が足りない・・・なんて事が発生して。。なんですね~
和室の工事をすると、こういった昔ながらの和の工法を思い出しますね。。