壁の中に入ってしまう配管は、このような対策を

内部配管
こんにちは。  マルモホ-ムの川口です。

衛生配管は壁の中では、どのようになっているのでしょう?

そんな状態を現場で確認できたので、写真に撮りました。

上の写真は、2階にトイレがあり、その排水管と給水管が

1階に配管されている状態の写真です。

紺色のビニ-ルで包まれている太めの管が、トイレの排水管です。

塩ビ管ですので、本来がグレ-のプラスチックが見えています。

しかし、この管は、防音材で包まれています。

2階のトイレを流すたびに、1階でその音が響いては嫌ですよね。。

その為にも、2階からの配管は、防音材で包まれているのです。

トイレだけでなく、例えば、洗面や洗濯などの排水があっても同じなんです。防音されています。。

青い細い管が、給水管です。

これはポリブデン管といいまして、プラスチック材で形成され、さらに保温材でつつまれて

青くなっています。 水が通るわけですから、管がそのまま露出していると

結露して壁の中がジメジメになってしまう可能性があります。それを保温材で包むことによって

防ぐわけなんですね~

壁の中に入ってしまう衛生配管は、接続部分はもちろんですが、その他水漏れ以外にも

いろいろ気をつけて施工しなければなりません。。。
内部配管
さらに、2階からの排水管で気を付けるポイントは。

→の部分です。

これは通気配管と言います。

配管の途中にこのように、空気を入れ込むようになっているのです。

2階のトイレを流した時に、この通気配管をしておかないと、水がうまく流れないのです。

想像してみてください。。。

ペットボトルを逆さにして、キャップを外しても、一気に液体は出てきませんよね。

そのキャップ口から少し斜めにして空気を入れたり、どこからか空気を取り込んであげると

液体がスム-ズに流れると思います。(真空になってしまい、水を流すには空気を入れるのが重要)

排水つまりなど予防するには、絶対必要なポイントなんです。。

建築中現場を見た時、こんな目線で見られるのも良いかと思います。。。。。

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