サイディングに隙間があるのはなぜ？？

こんにちは。　　マルモホ－ムの川口です。

静岡市葵区田町の現場では、明日、足場撤去になります。

その前に、台風も過ぎたことですし、天気もいいので、外壁廻りの点検をしました。

そこで、ときどきお客様から質問される、サイディングの隙間について、説明します。。

屋上に出る部分の塔屋。

下の水切りの隙間から空気を取り入れ、、棟先の黒い換気部材から空気を出します。


屋上の腰壁。

下の水切りの隙間から空気を取り入れ、腰壁の上の隙間から空気を出します。

軒先の換気部材から

サイディングの後ろに作った空気層から、空気を出します。


玄関上の水切りから空気を入れ、笠木の隙間から空気を出します。。。


このように、、サイディングの下部分と上の方には、隙間があります。

ときどき、お客様から、サイディングのこの隙間について質問されることがあります。

この隙間は？？

サイディングと内部壁の間に、空気層を作って、空気を通わせる為に、

水切りと上部には隙間をつくっているのですね・・・

では、なぜその空気層が必要？？

ひとつは、空気を通わせることで、木材を腐らせないこと、ジメジメした環境でなく

乾燥させることで、木材の寿命が延びるのですね。。

そして、もうひとつは、空気を通わせることで、断熱性能のUPですね。

例えば、サイディングと防湿シ－トの間の空気が、循環せずに、熱くなってしまえば、

当然、室内にもその熱の影響が出てしまいます。。

しかし、その空気が循環して、暑い空気が上に抜けてしまえば、、

その室内は、快適な空間になるでしょう。。


家を長持ちさせる、、快適に暮らす、、、それらのポイントは、換気であり空気の循環であると

私は思っています。。。家に換気は、ほんと重要なんです。。