建築部ブログ

遮音・防音工事

こんにちは。  マルモホ-ムの川口です。

今日は、遮音・防音工事の紹介です~

ここのお宅は、ある一室を、シアタ-ル-ムのように活用。。

天井からプロジェクタ-を吊下げたり、、

スクリ-ンを取付する為に、カ-テンBOXなど設置したり、、

そして、壁や天井に、遮音・防音工事をほどこしています。
遮音防音工事
壁と天井、それぞれ同じ工法です。

まずは、吸音処置として、ロックウ-ル100tを壁と天井に詰め込んでいます。

その上に、写真のように、遮音シ-トを貼り、、これは大建というメ-カ-のシ-トになります。。

このシ-トで音を外にもれる音量を下げるのです。遮音ですね。

さらに、壁や天井だけでなく、床からも音は漏れます。。。

なので
遮音防音工事
床には、フロ-リング施工前に、鉛材が入った遮音マットを敷き、、

その上にフロ-リング貼りになります。。
遮音防音工事
シアタ-ル-ムなど、音に関する工事でのポイントは、

遮音と吸音の素材を使うこと。。

音をシャットアウトして漏れた音を吸音する、、

違う質量の材料を2重に施工する、、これが、音に対して有効なんですね~


さらに、さらに、、、

音が漏れやすいのが、開口部分です。。

窓や入口ドアなどに注意が必要ですね。ここのお宅では、大建さんの防音ドアを入口に採用。

今日の作業でも大工さんと感じましたが、

もうこの時点で、防音効果があることを肌で感じ、、、今での作業とは違って

ロックウ-ルを充填し、この遮音シ-トを貼るだけで、

ここの空間が廻りからの音が聞こえなくなっているのが分かりました。。

大工さんと『お~、やっぱ違うね、雨の音、車の音が全く聞こえなくなった・・・』と。

うん! 完成するのが楽しみぃ~ですね!!!

柱の向き上下方向

こんにちは。  マルモホ-ムの川口です。

今日は、柱の設置についてです。

当社の標準仕様として、柱の材料は、桧を採用。

桧(ひのき)、または檜とも書きますね。。。(漢字難しいです)
その柱の向きをチェックです。



柱の向き??  どのようなことでしょう??

木は当然、生えていた時の状態、、根本と木の先端、上と下があります。

柱の設置は、生えていた状態と一緒の向き、、根っこ方向が下になるようにしたいですよね。

では、丸太を四角く加工した状態で、どうやってどちらが根っこ方向だったか確認すればいいでしょう?
柱の向き
柱の向き
柱についている節(ふし)をよ~くみてください。

節の年輪がみえるはずです。

その年輪の中心が上の方に向いている、、その方向が、上になるのですね~

枝は、上の方に向いて生えますよね。。ってことは、木の年輪も、上の方が密になります。。

なので、柱の節をみれば、ほぼ、その木材の生えていた方向がわかるのです!!


なるほど~!!

自分の家の柱が逆さまに建っていたら嫌ですもんね。。

もともと生えていた状態の柱の向きで家を支えてほしいもんです!!

壁と屋根にウレタン断熱

こんにちは。  マルモホ-ムの川口です。

焼津市上泉の現場では、先日、、、ウレタン断熱の吹付け作業をしました。

その出来形を、今日、チェックです~

今回の現場は、壁も屋根もウレタン断熱です。

家全体をぐるぐると断熱材で囲ってしまう。。床下も同様に、、そんな仕様なんです。

そう!! 全館空調(マッハシステム)なんですね~
ウレタン断熱
ウレタン断熱
壁には、発泡ウレタンを厚さ95mmを吹付け。

95mmと言っても、現場でシュ-って吹いて、それが発泡(膨らんで)95mmになるように調整して吹くので

意外と現場作業は大変。。

すこし多めに吹いてそれを削り取る・・そんな感じになりました。
ウレタン断熱
ウレタン断熱
その断熱厚さを確認する方法は、

写真のような、95mmの鋲を刺して確認します。

現場のいたるところに、この95の青い鋲が刺さっていたので、これで確認できます~

うん! 安心できますね。 壁断熱、合格~です!


そして、今回は、屋根断熱です。

屋根のすぐ裏面に、断熱することを、屋根断熱。 それに対して、

天井ボ-ドのすぐ上に断熱材を敷き詰めることを、天井断熱。。と言います。

屋根断熱は、屋根面のすぐ裏側で発泡ウレタンを吹付けしているので、気密工事としては安心できますね!!
ウレタン断熱
まだまだ寒い日が続きますが、この断熱を見れば、

ホッカホッカな室内空間が想像できますね。早くマッハシステム稼働したい現場でした・・・

タカラのホ-ロ-キッチンパネル

こんにちは。  マルモホ-ムの川口です。

昨年末に引渡ししたお宅へ訪問し、ちょっとした補修工事をおこないました。。

その時に、ふと洗面を覗いてみたら・・・

洗面の側面に貼ったキッチンパネルに、いろんな備品がくっ付いているではありませんか!

お客様に許可を得て、写真をパシャ!! 
ホ-ロ-キッチンパネル

ここのお宅は、新築時、奥様のこだわりで、どうしても、この洗面の側面壁に

ホ-ロ-キッチンパネルを貼りたい・・という希望で、このようにパネルを貼りました。

その磁石効果を利用して、ティッシュや歯磨き類、化粧類を、磁石でくっつく棚に置いてあります。

へぇ~、、なるほど!!  磁石なので、位置を自分達の使いやすい高さに設置できますし

使いやすそうですね~  収納がない、一面鏡の時とか、こんな使い方をすると、超便利ですね!!

しかも、この磁石でつく棚とかティッシュ受けとか、、エンチョ-や東急ハンズで売っているそうです。。

いやぁ~便利だな~、、って今年一番、感心しました。。。(今年一番・・・)
ホ-ロ-キッチンパネル

これに感心していると、、

奥様から、、川口さん!お風呂にもあるよ・・って。。

ユニットバスの中に入ると、同じように、壁に備品がくっ付いているじゃないですか!!


ホ-ロ-キッチンパネル

えっ!! ユニットバス、タカラさんじゃないですよね??  って聞いちゃいました。。

ユニットバスは、TOTOさんです! TOTOさんのユニットバスの壁、

磁石が効くようなんです・・恥ずかしい話、私、初めて知りました・・

おぉ~、これも便利ですね!!
ホ-ロ-キッチンパネル

ホ-ロ-キッチンパネル

もちろん、キッチンはタカラさんのキッチンを採用しているので

キッチンパネルはホ-ロ-です。。

キッチンタオルやオタマなど、こんな風に、、ホーロ-パネルに取付できるのですね~

奥様のご希望通りの使いやすさ、、みたいです。。


今日は、奥様目線での洗面や浴室、さらにキッチン、、どのように使うのか整理の仕方、、

いやぁ~勉強になりました。。他のお客様にも提案してあげたいですね!!

磁石でくっ付いているので、サビが出ていないか、時々外してみてみるのがいいですね・・・

ベランダ勾配と通気工法

こんにちは。  マルモホ-ムの川口です。

今日は、ベランダ状況の紹介です~。

ベランダの防水は、当社標準が、FRP防水です。
ベランダ防水
大工さんが勾配下地をつくり、、FRP防水業者さんが、そこへ繊維系のシ-トを2層

FRP樹脂を塗りながら作成するのが、この防水工法なんです。

この防水の水が流れる勾配は、、1/50.。。

瑕疵担保責任保険での基準で決まっています。。。

1/50??  良くわかりませんよね。。 1mの長さに対し2cm上がる勾配になるのです。


1/50の勾配をとっていても、水はけがいいわけではありません。。。

下の写真のように、少々、ベランダ床面に水が溜まるイメ-ジでいて良いと思います。
ベランダ防水
ベランダですからね、、、人がたつところですので、あまり極端な勾配はつけられません。

屋根のように、4寸勾配とか5寸勾配とか、、ベランダもこのくらい勾配をつければ、

水が溜まることはないかもしれませんが、、、そうするとベランダとしての機能できなくなっちゃいますもんね。。。
通気工法
さらに、、ベランダ壁の通気工法を確認できました。

外壁防水紙を胴縁という木材で押さえつけてあります。

この胴縁の厚さが15mmあるので、その厚さを利用してできた15mmの空間を空気が通るのですね。

外壁サイディングと防水紙の間を空気が通るのです!

水切りから入った空気が、屋根先の軒天から空気が出ていく仕組み。。



胴縁施工も防水施工も、しっかりと丁寧に施工してあるので安心しました!!

サイディング材の断面

こんにちは。  マルモホ-ムの川口です。

今日は、外壁材サイディングの構造の紹介です。

現場へ行ったら、外壁施工業者さんが一生懸命にサイディングを貼っている作業中でした。

ふと、そのサイディングを加工しているところを見ると、

気が付きました!! 

サイディングの加工断面をみると穴が開いているじゃないですか・・・
サイディング貼り
サイディング貼り

サイディング貼り
このサイディング材のメ-カ-は、『Kmew』ケイミュ-㈱です。

このメ-カ-は、クボタと松下電工が統合して外装建材会社としてなった会社です。

もう何年もメ-カ-としてやっている会社さんですね・・

このKmewに限っては、このように、サイディングの中が空間になっているのようなのです。

施工している職人さんに聞くと、

数あるサイディングメ-カ-で、このKmewが一番いいらしく、、

やはり材料を持ち歩いても軽く作業しやすい、サイディング一枚自身の作りも正確らしいです・・・


屋根材ももちろんそうですが、外壁材も、やはり軽い方が、家にとっていいですもんね。

しかも、密度のこい無垢材でなく、このような空洞になっているのでくるいも少ないようですね。。。


今まで、何気なくサイディング施工状況を確認してましたが、材料をよ~く見ての再発見!!

何だか、またひとつ、プロの監督として成長できたような気がしました。。。

感動した上棟祭

こんにちは。  マルモホ-ムの川口です。

先日、焼津市上泉の現場で、上棟祭をむかえました。

建て方が終了してから、数週間後、、、日を改めて上棟祭の開催です。

工事に携わる業者さん達を集め、お客様と顔合わせも含めての、今日のお祭りになりました。
上棟祭
リビングに祭壇を設けて、まずは、『ニ礼・二拍手・一礼』。

もちろん、記念撮影も。

そして、上棟飾りを、2階へ設置です。
上棟祭
この飾りは、屋根裏の工事が進んだら、その屋根裏へ納めてしまう物。

お客様の名前と上棟日を記入した、この上棟飾りが、家を守ってくれるでしょうし、

将来へむけての想い出が残るように、、と屋根裏へ納めます。

次に、

リビングの柱へ、想いを注入。
上棟祭
この柱にも、想い出を筆で墨入れを、お客様にしてもらいました。

業者さん達からも、どんな家創りをするのか、意気込みも聞けて、、、

お神酒で乾杯!!

最後に、みんなで記念撮影をしました!
上棟祭
お客様とそのご両家家族、、、業者さん達、そしてマルモホ-ム。。

みんな笑顔で素敵な上棟祭になりました。

写真の時だけ、マスクをとり、みんなだまって『ハイ チ-ズ!』

ほんと感動する上棟祭になりました!!


基礎配筋の補強筋定着長さ

こんにちは。  マルモホ-ムの川口です。

今日は、基礎工事の骨組みである鉄筋について紹介です。

そして、その鉄筋工事の検査をしました。。

鉄筋を写真のように組み立てることを、配筋(はいきん)といいます。。

なので、一般的にこの検査を、建築業界では、【配筋検査】はいきんけんさ と言うのです。
配筋検査
配筋検査で気を付けるポイントは、やはり、強度不足にならないよう

申請図面通りに鉄筋が組まれているか、、下の写真のように、補強筋も場所によっては必要ですし

さらに、その鉄筋は、定着長さといって、図面でいう補強筋が必要な範囲よりも少し長めに

入れなければならないのです。。その余分に入れる長さにも、規定があって

鉄筋の太さ×40 必要です。。

例えば、D19という19mmの太さの鉄筋の場合、19×40 で 760mm必要なんですね~



配筋検査
配筋検査
それらの補強筋にしろ、ベ-ス筋にしろ、、規定通りかチェック!! チェック!! です。

家を支える基礎部分ですから、ほんとここが強度不足にならないよう、私の管理が重要なんですよね。

設計強度偽造・・とか。  その材料の試験デ-タの偽造・・とか。。

安心して住める家を、私が厳しい目でチェックしているので安心してくださいね。。。


配筋作業の後は、ここにベ-スコンクリ-トの打設です。

生コン強度は適切なのか、、そんなチェックをしていきますね。


金物の結露対策

こんにちは。  マルモホ-ムの川口です。

今日は、サイディング貼り方について紹介です。

ここの現場では、外壁の透湿防水紙の施工が終わり、さらに胴縁の取付も完了しています。

胴縁の役目は、サイディングがこれに取付されるので、それを留める為の役割がありますが、

さらに、この胴縁の厚さ分が、空気層となり、通気工法(通気胴縁)という役目になるのです。

タテ胴縁
この現場の胴縁は、タテに取付しています。。

そうすると、この上に貼るサイディングは横方向に貼られる、、、って事がわかります。

そう! 下地に対して直角方向にその上の材料は貼るのですね~

なるほど!! ですね。
ウレタン吹付断熱
ウレタン吹付断熱

内部では、、ウレタン吹付けが終わり、、大工さんが造作工事をしています。

ウレタン断熱のチェックをしてみますと、

断熱の厚さは、問題ありませんね。 75という表示の鋲(びょう)も刺さっているし

厚さが足りない不足してそうなとこも見当たらないのでOKです。

さらに、筋違いやコンセントBOX部分など、隙間に断熱が入りにくそうなとこも充填されているのでOKですね。


矢印の部分、、何だかここだけ部分的に吹付けされてます。。。。

これは、建築金物が取付されているところ。。

この反対側は、外部に面する金物なので、外の空気で金物が影響されやすい。

簡単に言うと、熱が伝わりやすいので、結露してしまう可能性があるのです。

なので、その金物を、こうやってウレタン断熱で囲ってしまえば、結露しにくくなりますもんね。

ちょっとしたことですが、このようなプラスアルファの作業が、長持ちする家を生み出しているのですね。。。

マッハシステムの天井配管

こんにちは。  マルモホ-ムの川口です。

今日は、マッハシステムの配管施工について紹介です。

ここの現場は、全館空調であるマッハシステムを採用。

そうすると、1階の天井裏や2階の天井裏は、そのマッハシステムの配管材でいっぱいになります。

マッハシステム配管

上の写真は、1階のリビングの天井です。。

しかし、リビングの大半は吹抜け、、なので、この写真は、2階の廊下の下、、

そこの写真になります。

そうすると、その通路部分に、マッハシステムの空調配管がい~っぱい。

ここに天井下地組みをしてプラスタ-ボ-ドを貼るのは、なかなか難しいですね。。。
マッハシステム配管
マッハシステム配管
そして、2階に機械室が設置されます。

機械室とは、エアコンが設置され、各換気扇が取付し、そこから各部屋へ配管される

そうすると、その機械室には、このような写真のように、

配管が集中していっぱいになります。。。

ダクトを配管する業者、、天井下地を組む大工さん、、、連携をしっかりして、

工事のタイミングや取付方法など、やりとりしながら工事を進めてくれてます。。。

マッハシステム配管
こうやって天井下地やマッハ配管を見ると、

順調に進んでいるのがわかりますね。。。

天井ボ-ドを貼ってしまうと、見えなくなる配管だからこそ、

丁寧にしっかりと施工してあるか確認するのが、我々監督の役目ですし、お客様への安心につながるのですね~。。


マッハシステム、、楽しみですね。。。
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