みなさん、こんにちは!
前回、工事費以外にかかる費用についておはなしをしました。
今回もその続きをおはなししていきたいと思います。
『住まいづくりにかかる経費』その②
住まいづくりの経費も条件によって異なります。
比較的まとまった金額が必要となるのは住宅ローンに関わる経費ではないでしょうか。
新築した際の建築物の登記には保存登記や所有権の移転登記を行います。
これらはどのようなケースでも必要とされる登記ですが、住宅ローンが組まれている場合はこれに加えて抵当権の設定登記をする必要があります。
しかもこの登記費用は、住宅ローンの金額によって違います!
プラス金銭消費貸借契約に伴う印紙税を始め、ローンの事務手数料や保証料も…
どちらも申し込むローン会社によって違うものですが、お金のことなので、金利の条件と一緒に経費もしっかり確認しておいた方が良いでしょう。
保証料は連帯保証人を設定すればかかりませんが、昨今では保証料を払うのが一般的になってきてます。
さらに住宅ローンには火災保険と生命保険がセットされていることが通常。
日本では金融機関は生命保険でさらに担保を取っている状態にあります。
通常住宅ローンと一緒に組まれている団体信用生命保険は掛け捨てですが、一般的な生命保険よりも比較的有利な掛け金になってるので、利用してみましょう!
住宅ローンにかかわる費用の中で忘れてはいけない費用…それはつなぎ融資の金利。
なんとなく聞いたことがあるかもしれませんね。
新築住宅の請負工事契約では、費用の支払いは「契約時」「着工時」「中間時」「竣工時」に分けて支払います。
しかし住宅ローンが実行されるのは、竣工して保存登記・抵当権設定登記が終わってからとなります。
そのため住宅ローンを担保としたつなぎの融資が実行されることで支払いが達成されるのです。
それでもまだ返済は始まりません!返済が始まるまでの期間に実行された分の金利が発生するのです。
実際には融資実行の際に減額され、最終精算時に補填をしなければなりません!
残念ながらこんなにいろいろと費用が発生してしまうんですね…
こうした詳細の説明は、あらかじめ知っておいた方がよい、大切な経費の情報です。
その③へつづく…