香りと住まい―安らぎの瞬間③

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みなさん、こんにちは!

前回は、ネズミの実験結果から、動物と匂いの関係について分析をし、
匂いが健康に影響を及ぼすということをお話ししました。

今回は、その「香りと住まい―安らぎの瞬間②」に続き、その③をおとどけします。

木の匂いがする家

香りと住まいを考えるのには、木のにおいのする家は、最も大切な家づくりのポイントになるかもしれません。

しかし、昨今の住宅に匂いを設計することは、意外と難しいことです。

匂いについては、むしろ消臭の方向にあるといっても過言ではありません。

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それは、今住まわれている住空間を見渡していただいてもわかると思います。

多くがビニールクロスで仕上げられ、いつの間にか私たちは
匂いのしない化学物質で囲まれた現代的な空間に居ます。

残念ながら床にフローリングを採用しても、
傷の予防や質感を統一するために厚く塗装されたフローリングでは、
新築時でも木の匂いがすることは少なくなりました。

そして、人工的な芳香剤で作られた匂いの環境にならされてしまいました。

また、珪藻土や漆喰などのオーガニックな素材は、匂いを吸収する機能もあります。

せっかくの木の匂いを活かそうとしても、実際に意外と押さえられてしまうこともあります。


香りが未来を創る

日本人は、古来より木の家を好んできました。

しかも、いたずらに塗装を重ねず、木そのものの肌合いを大切にしてきました。

職人さんの技によって削られることで、木の持つつやの美しさが活かされてもいました。

さらには手をかけて磨かれることで、色が深みを増し、新しい艶が生まれます。

それはとりもなおさず、木のにおいがする家でもあります。

本格的な木造りの家ではなくても、部分的に無垢の木材を使うことで、
木の匂いのする家を検討することもできます。

メンテナンスなど、多少の手間がかかることを覚悟してでも、木の匂いには不思議な力が宿っています。


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マンション暮らしが経験したことのない高校生が、
木の匂いのする家に入った時に「懐かしい匂いがする」という印象を語りました。

木の家はまるで日本人の遺伝子に組み込まれている記憶のように感じます。

逆にその意味では、これから育つ子供やお孫さんを抱えた家庭では、
新しい家の香りの経験を重ねることはとても大切です。


その木の匂いを嗅ぐ度に、親とのふれあいや感じたことを思い出すことでしょう。

たとえば、育ってきた実家の風景を思い出す匂いはありませんか。

記憶を掘り起こすよりも先に、匂いを思い出すと頭の中に情景が広がってきます。

今の家に育ち、大人になってゆく子供たちのためにも、
実家の記憶となる匂いの設計も忘れないでほしいことです。


出典:住まい文化研究会「おうちのはなし」

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