家の中のインテリアコーディネイ卜でも、観葉植物の緑をインテリアに飾るだけで、
空間の印象は大きく変わります。
私たちやペットたちと同じように、生きている仲間ですから、
ただ置いてあるのではなく同居者でもあります。
しかも、植物と同居することにはすイメージだけではなく、
実質的なメリッ卜があります。
たとえば、光の下では光合成を行い、夜には呼吸を行なっている植物の中には、
空気中のホルムアルデヒドなどの化合物を吸着する作用があります。
山や森に行くと、空気がきれいに感じるように、
家の空気を浄化してくれるのです。
また、近年の高断熱高気密住宅では、室内が乾燥してしまう傾向にありますが、
植物には根から吸い上げた水を葉で蒸散させる作用があります。
見た目の潤いだけではなく、実際に部屋の空気に潤いを与えてくれるのです。
インテリアに観葉植物を置くことは、浄化と蒸散という2つの役割を担って、
室内環境を整えることに役立ってくれるのです。