『安全が守られる家-本当は怖い家庭内の事故-』その④

みなさん、こんにちは。

内容的にシリアスでヘビーな話が続いてましたが、今回で最後になります!お付合い下さい。

では続きから…



ところで、なぜ家庭内事故というものは起きてしまうのでしょうか。

人口動態統計や医学会では家庭内事故と呼び、建築学では日常災害と呼んで事故原因の調査を行なっています。

安全が守られる家4

建築学の調査では「本人の過失」が65%、「建物の不備」が21%とのこと。

この数字、やはり建設に携わる者としてはかなりショックな数字です…

住まいの安全を守ることは、我々建設会社の使命のひとつでもあります!

安全であることは、すべての製品において最も優先されるべき消費者の権利です。

消費者活動の原点となる4つの権利を提唱したケネディ大統領も、「安全であること」を最初にあげています。

安全が守られる家5

そして安全な住まいのためには、安全への工夫はもちろん、安全に対する発信を行なうことも大切ではないかと思います。

火災事故で触れたように、耐火性能を高めただけで安全性に配慮した企業であるとは言えません。

耐火性能を高めるのは、耐火性の建材を使えば、どの企業でもできることです。

性能よりも日常の暮らしと密接に関係している住宅に関しては、安全への情報をお伝えすることこそが大事です。

出展:おうちのはなし『安全が守られる家-本当は怖い家庭内の事故-』より

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