耐震住宅の作り方①

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みなさん、こんにちは!

静岡でいつか来ると言われている地震。

みなさんは何か「地震対策」していますか?

今回は、「耐震住宅の作り方」について書いていきたいと思います。

地震は、他のどの災害よりも、いつ起きるかわからないのが怖いですよね。

しかも、たった一瞬で家族を失ってしまう心配まであります。

家づくりをするときには、住まいの地震対策はどのように準備しておけば良いのでしょうか。


日本の地震

耐震住宅の作り方

多くの地震が繰り返されてきた日本。

最近、なんとなく地震が多くなった…と感じている人も多いのではないでしょうか。

そんな方には、政府が発表しているこんな数値を知るとちょっと驚きますよ。

世界の陸地の400分の1しかない日本で、世界で起きているマグニチュード6以上の地震の、

なんと5分の1が発生しているというのです。

単純な確率で考えれば、日本は80倍も地震に会う可能性があるということです。

どうですか?驚くのと同時に、とても怖い数値ですよね…!

日本を訪れる外国人の中には、旅行中に始めて地震にあうという人も少なからずいるようです。

耐震住宅の作り方

発生している地震の震源地は海洋部(海底)にあるケースも多いので、

これはほんとうに大まかな単純計算ですが、

でも、海底の地震でも現実に揺れているので、まんざら間違い…ともいえません。

静岡に生まれ育った方なら小学生の時から何度も聞かされていると思いますが、

日本は地球規模のプレートのつなぎ目にあるから地震が起きると言われていますよね。

それに加えて、最近のニュースでは火山の噴火もよく見かけます。

ハワイのキラウエア火山の溶岩は海まで達し、グアテマラの火山では街が飲み込まれるという被害がありました。

日本でも御獄山の噴火で犠牲者がでて、草津白根山、宮崎新燃岳、そして西ノ島…と続きましたね。

地震と同様に、世界の火山の14分の1が日本にあるというのですから、これも安心はできません。

とにかく確かなのは、私たち日本人は地震の巣窟の上に暮らしているということです。

世界で一番厳しい基準

耐震住宅の作り方

古くからあるお寺や神社などの木造建造物で、地震にも負けず残っているものがありますが、

じつは、その強度については完全に解析できているわけではないんです。

それを考えると、地震対策も簡単ではないということが分かりますね。

でも、たとえ解明できていなくても、新しく建てられる家には、なんらかの基準が必要不可欠です。

専門家の英知を尽くして、国で定められているのが現代の耐震基準です。

その耐震基準も、大きな地震がおきて被害があるたびに、より厳しいものへと改訂されてきました。

耐震基準が大きく変わった転換点は、1981年。

もっとも近いのは2000年6月に定められた基準です。

つまり、築20年以上の家は現在の耐震基準には合致していないということでもあります。

耐震住宅の作り方

この基準によって、どれほど住宅が強くなったかは、

たとえば現実に起きた熊本地震の被害の結果から知ることができます。

1981年以前の住宅では50%が倒壊や大破となります。

ところが1981年以降では80%がほぼ被害を受けず、2000年以降となると半数以上が無被害でした。

しかし逆に考えると、1981年以前の建物でも、半数は倒壊や大破をのがれ、

2000年の最新の基準でも7%の家では倒壊しているということです。

まだ、想定外の地震に対しては完壁な基準とはいえないのかも知れません。

それでも、現在の日本の耐震基準は、世界の中でも最も厳しい基準です。

家族を守る家づくりを考えるのであれば、まずは「耐震基準に従うこと」が大事といえます。




出典:住まい文化研究会「おうちのはなし」

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