みなさん、こんにちは。
今日も寒いですねー。工事の人間がお昼ご飯に事務所で豚汁を食べてました。
おいしそう………
さて、前回は性能へのこだわりをいろいろな会社で比べてみてもそれはー……なおはなしをしました。
今回はそのつづきから。
『ゆっくり家をつくろう-住まいづくりの楽しみ方-』その②
性能が似たようなものであれば、「住まいづくりの楽しみ=間取り」と考える人も多いでしょう。
いろいろやりたいことをイメージするととても楽しいですよね!
ただし法律的な規制もありますから、自分の考えている通りに建てられるとは限りません。
そんな時にプロである私たち、設計士や担当者がお手伝いをいたします。
しかしここで大切なのは、実は本当の使いやすさを検討するのは難しい…ということです。
自己防衛してる訳ではありませんよ!
というのは、実際の生活とはいろいろな試行錯誤の上でモノの配置などが決まってゆくもの…
どうしても紙の上で本当の使い勝手を想像しようと思っても、なかなかそうはいかないものなのです。
それ以上に”家を建てて暮らしている期間”に比べ、”紙の上で検討している時間”というのはあまりにも短い時間です。
使い方は、ゆっくり時間をかけて住まいながら築いてゆくことに勝る方法はないのです。
なによりも、住まいづくりの根本的な考え方を、設計士や担当者と話しておくことがポイントのひとつですね。
予算上だったりで、全てを取り入れるのは難しいかもしれませんが…
ご自身で悶々と悩むより、お力になれるはずですよ。
間取りの他にも、楽しみなことはたくさんあります。
たとえば全体のコーディネートです。女性はきっと好きだと思いますよ(^^)
最もイメージしやすいのは、”どんな色にしてゆくか”です。
一時期シンプルなホワイトを基調としたものが流行りましたが、最近は木目調が定番化といったところでしょうか。
インテリアコーディネーターと打合せを重ねるごとに、徐々に自分好みの色に仕上がっていくのは、この時でないと味わえない楽しみです!
住まいづくりの楽しみを味わう上でも、違いを認めることで理解をし、面白さを感じることができるようになります。
それはつまり…「人とは違うものを作り上げてゆくこと」。
それこそが楽しみになるいうことです。
同じ間取りのリビングでも、内装材やインテリアの違いによって全く違う個性の空間にすることができます。
”間取りの個性”よりも、”コーディネートやしつらえの方が楽しみが多い”ということです。
住まいづくりの楽しみは、この個性を自由に発揮することであり、家をつくるときだけではなく、住み始めてからも途絶えるものではありません。
私たちも、プロとしてお客様からいろいろ引き出さなくはなりませんね!
出展:おうちのはなし『ゆっくり家をつくろう-住まいづくりの楽しみ方-』より