『家の工事費ってどんなもの?-住宅価格の見極め方-』 その③

みなさん、こんにちは!!今年もラスト月間、な12月ですねー早いものです。

今日は前回の最後に出てきた「本体工事費付帯工事費」についておはなししていきます。

本体工事費付帯工事費とは、単純にいえば建物そのものの建設工事に関わる費用と、敷地の状況によって変動する工事費の違い。

これまでに説明してきた坪単価が変わる理由の多くは建物に関するもの=本体工事費に含まれるものです。

この本体工事費も、標準仕様と、建主様の要望によってグレードを上げた、いわゆる「オプション仕様」に分けられます。

ややこしいですよね…
桃園モデルを参考にされたキッチン

高級感あふれるすてきなキッチン♪こちらは桃園のモデルを意識された仕上がりです。

ちょっと贅沢なキッチンセットを取付けたりすればとたんに標準外となり、追加で費用が発生してしまうことは一般論としてわかってもらえますよね…?それが「オプション仕様」です!

少なくとも標準仕様の工事が行われていればおおよその生活はできてしまうのですが……そこは家を建てるなら夢があってもいいじゃないか!?と私は思いますので、お気軽にご相談下さいね!

先程から出てきてる「本体工事」ですが、「自主管理基準」というものがあり、下記の表に含まれてる物に関しては「本体工事」ということになります。

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坪単価で比較するのには、この標準工事費の価格を聞くと比較しやすくなると思いますので、ぜひご参考に…☆



そうはいっても本体工事費だけでは家は建ちません。

先程、本体工事で暮らせるところまでは…と記載しましたが、最低限の付帯工事が別途に必要です。

この付帯工事は各種の条件によって変動すると同時に避けては通れないことも多いので、オプションのように今はガマンをして費用を押さえておく…ということもできないことが多くあります。

例えば建設する土地が更地であればよいですが、既存の建物が残っていれば解体のための工事が必要ですよね?

しかもただ取り壊せば良いだけではなく、エコ的な今のご時世、解体後の廃棄物の規制も厳しくなってきていて、処分の費用もバカになりません。

そのほかにも…

設備工事

電気給排水工事→表の標準工事にも建物から1mとしており、それ以上の工事については、距離が長くなったり、高低差があると工事費の条件は変わります。

給水工事→すでに敷地内に引き込まれている水道管が13mmの場合は、現代の給水量を考えて20mmの水道管に引き込み直す必要があります。この場合は敷地前面の道路を掘り、そのアスファルトを復旧させる工事まで行わなければなりません。

ガス工事→都市ガスとプロパンガスで供給体制の違いから工事費の差があります。一般的にはプロパンガスの方が工事費は安く、ガスの使用料は高くなります。そのために屋外1mまでの工事費だけではなく、屋内のガス工事費まで標準工事費の中に含まれません。


基礎補強工事費

標準工事費の中には基礎の工事費もありますが、弱い地盤の場合には基礎の補強を行わなければなりません。
地盤が弱ければ弱いほど基礎にかかる費用は大きくなり、地震のときの液状化の対策も考えなければなりません。


小運搬・養生費

都心部などで敷地が狭いと仮置きの土地を用意するなどの工事費がかかる場合があります。
また、前面の道路が狭いと大型トラックの搬入ができないことで運搬を細かく分けなければならなく、費用がかさむ場合があります。
あと重機が利用できないなどの条件が重なると、予想以上の工事費がかかる場合があります。
逆に大きな国道に面していても、工事車両などの誘導に人員が必要となることで、予定外の人件費が必要となることもあります。


照明・カーテン・空調、他

個室の照明器具は、個性の発揮される場所であり建主様の要望に左右されるため、標準工事費に含まれません。
同様にカーテンエ事も、サイズはもちろん選ばれた生地の種類によっても大きな差異が生まれやすいものです。
また、和室では障子があることでカーテンエ事が発生しないこともありえます。
エアコンなどの空調も、家族の要望によって大きく差異が出ます。エアコンをつける部屋とつけない部屋の選択も建主様にゆだねられています。

同様に玄関アプローチやデッキ等の外溝工事や造園工事も、付帯別途工事としています。


うーん、、、ややこしい…(×_×;;;

もしかしたら、あなたが検討されているおうちのプランでも思い当たる節があるのでは??
ウィンドウトリートメントは付帯工事、TVSはオプション工事

これらの別途工事を含めて総額費用としなければ、現実的には家は建ちません。

坪単価もどこまでの工事範囲で表現するかで大きく金額も変わります。

不明確な点が多いと言った理由がわかっていただけたでしょうか?!

坪60万円という目安のデータも、付帯工事のことまで考えたら一体どこまでが含まれていて、どこまでが含まれていないのか。

広い意味で考えると、グレーな部分もあるというのは、仕方のないことなのです(^^;

お金のことですから大事なことです。

相応の事情もあることですので、仕組みを理解して検討するようにしましょう!

不明な点などはそのままにせず、担当営業に相談するようにして下さいね!


出展:おうちのはなし『家の工事費ってどんなもの?-住宅価格の見極め方-』より

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