土地を買って、家を建てる。それはマンションと違う楽しみがあります。土地を手に入れることは、大きな地球のわずかながらも一部を、自分のものにしていることです。
芝をはってテーブルセットを置き、子ども達と球遊びをする。ペット飼って運動をさせる。ガーデニングや家庭菜園で、花や野菜を育てる。絵に描いたような庭での生活はたくさんあります。「おうち時間」が増えた今だからこそ、加えたい楽しみです。
その庭には、さまざまな植栽があります。その庭木によって、建物の見栄えも大きく変わります。加えて、家の中から窓越しに見る風景も大きく変わります。では、庭にどのような木を植えたら良いのでしょうか。
家の外装やインテリアを選ぶ以上に、庭木を選ぶのは不慣れなものです。その上、数え切れないほどの種類があります。その組み合わせは、無限にあるといっても過言ではありません。
庭木を選ぶのに、最初に知っておきたいのは、植栽の分類です。
庭の中でシンボルとなる庭木は、1~2本もあれば十分です。また目隠しを目的とする場合もあります。家の中にいて、窓から見える庭木が、四季を感じられる風景になるとたのしみは倍増します。
さらに植木の特徴や植生による分類もあります。たくさんの植木の中から選び出すのは、さすがに庭師のプロでなければできないことです。そんな時に少しでも自分のイメージを伝えるためには、分類を知っているに越したことはありません。
▢シンボルツリー ▢目隠し
▢木陰をつくる ▢季節を楽しむ
▢好みを生かす