前例にある年間1万戸以上の大手メー力ーも、このデータの中では300戸以上に入ります。さらに年間1千戸以上を建てている中規模でも上位の建築メー力ーも入っています。
年間1万戸を建てるのには、おそらく日本のほとんどの地域で活動していると思われます。しかし、年間1千戸で全国規模では、効率が良いとも思えません。また、年間300戸の建築会社で、1~2県程度の地域と思われます。木造住宅のシェアを見ると、こうした300戸以下の地域の建築会社で約8割の建築戸数になります。
持家、つまり注文住宅は、一軒一軒の請負契約という決断が重なって、データとして現れてきているものです。いかに住宅市場が地域の建築会社に支えられているかがわかります。テレビでコマーシャルを見て、二ュースで話題になっているメーカーを頼りにしている訳ではないということです。