住まいづくりのはじめに~住宅ローン金利のはなし~③

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みなさん、こんにちは!

前回は、住宅ローン金利の現状を知ると、まさに…というお話をしました。

今日はその「住まいづくりのはじめに~住宅ローン金利のはなし~②」に続き、その③をお送りします。

基本返済額29,700円

ここで、最初に出てきた現行金利の1000万円当たりの返済額29,700円を活用してみましょう。

たとえば、30年前に建てた人の毎月返済額55,097円を29,700円で割ってみます。
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つまり、30年前に1000万円のローンを組む返済と、現在lこ1850万円のローンを組む返済が同じだということです。この30年間に、決して不動産価格はこれほど値上がりしていません。いかに現行金利が有利であるかわかります。

また、たとえば太陽光発電について高額の電力買取期間は終了してしまいましたが、エネルギー消費量をゼロにできれば、およそ2万円ほどの毎月の光熱費を削減できます。
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エネルギーを生み出す発電装置の費用が670万円以下であれば良いのです。今では太陽光発電の価格も下がり1kWh当たり30万円ほどになっています。そして、一般的な家庭で消費されるエネルギー量は4kWhほどです。

ただし、住宅ローンは35年に対して、太陽光発電の装置はそれより寿命は短いとされています。何回かの改修工事を想定すれば判断の目安になると思います。

家賃と住宅資金力

もっと身近に、貸家に暮らして家賃を支払っているのであれば、家賃を割ってみてください。


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たとえば、10万円の家賃は3360万円の住宅ローンに匹敵します。ちょっとした郊外であれば、充分に庭づきの戸建住宅を持つことも不可能ではありません。10万円の家賃を払っている住環境と比較してみてください。

コロナ時代になってリモートワークが増え、通勤から解放されつつある多くの人が郊外に家を求め始めているのも納得できます。

さらに、家賃は支払う一方で、資産にはなりませんが、住宅ローンの返済は着実に自分の資産を獲得してゆくことになります。少しでも早く賃貸生活から抜け出せば、その分だけ早く完済を迎えることができます。住宅ローンの制度があるからこそ、若い家族が自分の家を求めることができるのです。この計算をしてみると、じつはいつ建てるべきかとい「When」のポイン卜の答えも自然と導かれることになります。

家賃の他にも、将来の住宅取得に向けての貯蓄等もあるかと思います。これらを足して、月々の返済可能額を計算してみましょう。
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住宅ローンの返済額に応じて収入の制限があり30~40%とされています。それは返済も厳しい上限であり、平均的な返済可能額は、収入の25%ほどです。次の計算をしても、仮の返済可能額が算出されます。

この金額が、現行金利での借入可能額であり、これに自己資金を加えると、あなたの住宅資金力となります。さらには、ご両親や祖父母からの税制優遇の受けられる住宅資金贈与を、加算できる人もいるかもしれません。
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これさえわかれば、最初の記事に戻って、どの建設会社に頼むのかと、どの様な家を計画するのかを、じっくり検討することができます。成功する住まいづくりには、外せないポイン卜になるはずです。

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