Timber Crisis 木材危機がくる⁉ ~コロナ禍がもたらした意外な影響~①

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みなさん、こんにちは!

これまで私たちが経験したことのなかった世界規模のコロナウイルスによる影響で、多くのことが変わろうとしています。

ウイルス感染を防止するために活動を抑止してしまえば、経済活動もとまり、グローバルに生産体制をもつため、感染拡大が比較的収まっていたとしても他国から影響を受ける可能性もあります。

そんな中、私たち日本の住まいづくりに大きく関わる「Timber Crisis」という木材危機の兆候がでてきたという驚きのニュースが飛び込んできました。

今回はその問題の原因について分析していきます。


パンデミックの世界

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新型コロナウィルスの感染爆発によって、日本でも2度目の緊急事態宣言が発令され、大きく生活感が変わってきました。

しかし反面、少しずつ慣らされてきている部分もあります。

たとえば、当初は中国武漢の都市が封鎖され、国の交流も閉ざされると、武漢の生産部品を待っていた世界各所の工場が停止していました。

しかし、1年もパンデミックが続くと、人の動きは止まったままでも、物流だけは動いていて、工場が止まる話も聞かれなくなりました。

それは住宅も例外ではなく、洗浄便座の部品が供給されないことで、日本の建設現場が止まるという事態もありましたが、今では忙しく建築現場も動いているのが現状です。


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また、パンデミックが始まった当初は暴落した株価も、今では逆に高騰しています。

中国を除く国々の経済成長率がマイナスになり、各国が所得の減った国民に経済的な支援策を講じているにもかかわらず、市場では資金が溢れているといいます。

どうやら、現代社会の中では、パンデミックと経済は、19世紀に起きた大恐慌のような単純な関係ではなさそうです。

現実に、中国やアメリ力などでは、住宅バブルといえるほど、活況を呈しているというこユースも聞こえてきます。

加えて、リモー卜ワークなどで、人と直接会って話をする機会を減らす生活様式が始まると、家に対するニーズも大き
く変わってきています。



さらば、ニューヨーク

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感染者数死者数も世界一被災を受けているアメリ力の中心地、二ューヨークでは人口流出が止まらないといわれています。

大都会の都心に住めば楽しめたはずのエンターテインメン卜やファッション、そして世界中のグルメを供給する店が閉され、家にこもってリモートワークしている状況を改善しようと、人々が動き始めているのです。

高い家賃を払って共同住宅にこもるよりも、郊外の一戸建てを手に入れて、必要な時にニューヨークに出かれば良いこ
とです。

すでに相場より約2割高くなった住宅にも、すぐに買い手がつき、今後も続くといわれています。

逆に、都心部の共同住宅では、家賃を約25%値下げし、さらに入居3ヶ月間の家賃を無料にして借り手を探しま
すが、8割以上が空室のままだといいます。

マンハッタンの空室数は、1年前から比べて2倍になりました。

これによって、1年間で7万人もの人口が減り、この状況が続くと、ニューヨーク市の将来的な財源の問題にもなりかねないと危惧されています。

同様の傾向は、日本でも起きています。
これまでどこの府県よりも一貫して上がり続けていた東京の人口が、パンデミックの年は減少に転じ、転入してくる人よりも、転出する人の方が多くなりました。

新型コロナウィルスによって、求められるようになった各個人の生活様式の変化が、結果的に、都心離れという形で現れ
ているのです。

加えて、驚きのニュースは、さらに続きます。


出典:住まい文化研究会「おうちのはなし」

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