そして木材は、住宅を建てるだけで1はなく、石油と同じようにとても広い範囲で人類は活用しています。
直接燃料として燃やされる木材があれば、溶かされて紙の原料になっている木材もあります。
中国のような人口の多い国の経済活動が進めば進むほど、Timber Crisisの可能性は高まるばかりです。
現実に、中国はアフリカの途上国に支援をする形で森林を切り開いています。
しかも資金的な支援だけではなく、余るほどの人口をベースに入手の派遣も行い、急ピッチで森林資源の確保を進める
行動は、経済的な植民地化と欧米諸国からは警戒されているほどです。
日本では日本書紀が書かれた時代から、そして江戸時代にも盛んに植林が行われ、さらに大戦後の70年をかけて人工林が育ってきました。
アフリ力の森林開発は貴重な自然林を失うことにもつながりかねません。
一度伐採してしまえば、半世紀以上を待たなければ人工林は完成しないのです。