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生き節と死に節

こんにちは。  マルモホ-ムの川口です。

先日、ある現場で、ウレタン吹付け前、、、金物や筋違いなど構造チェックをおこないました。

筋違いの本数や配置のチェック、ホールダウン金物の取付、羽子板、筋違いプレ-ト、スリムプレ-ト、、

要は、柱の引き抜きの金物、梁の接合金物、それらを確認申請図通り、構造計算通りに取付されているか、、です。


そして、それとは別に、木材もチェックしてみました。
構造チェック
構造チェック
木材は、柱が桧(ひのき)  梁が米松(べいまつ)  筋違いも米松(べいまつ) を使っています。

もちろん自然の物なので、木材には、良し悪しが出てしまいます。

その良し悪しを簡単に見分ける方法、、それが節(ふし)を見ればいいのです。

節は、そこから枝が出ていた部分です。その節が、生きているのか、死んでいるのか、そこなんですね~。

生きている節を『生き節』といって、構造的にも強度的にも問題ありません。目が詰っているのでOKですね。

しかし! 生き節と違い、その節が抜けてしまっている、くっついていない節があって

その節を『死に節』と言います。。死に節は、抜けてしまうわけですので、

構造体に穴が開いてしまっている状況。。小さい死に節なら、強度的に問題ないですが、

木材の角が節で欠けてしまったり、大きな死に節だとアウトです。
構造チェック
構造チェック
上の写真のように、柱にも筋違いにも、やはり節はありましたが、

みな生き節なので、大丈夫ですね。。安心しました。

残念ながら、現場では死に節がどんなものであるか、具体的な例として写真が撮れなかったので

ネットで検索して画像をちょといただきました。
構造チェック

足元の収納引出

こんにちは。  マルモホ-ムの川口です。

今日は、『フリ-スペ-ス』と言って、一段上がった空間の下を有効に活用する事例の紹介です。

ここのスペ-スは、リビングの床から約60cmほど上がっています。

その床が上がった空間、下の部分をどう利用するか・・・
フリ-スペ-ス

フリ-スペ-ス
まず、カウンタ-の下、一部分を足元掘り込み

掘りごたつのように、カウンタ-下に座れるようにしました。

床下部分の有効活用ですね・・

掘りごたつのように足を降ろせることで、疲れなくカウンタ-で作業できるでしょう。。。
フリ-スペ-ス
もうひとつの有効活用は、、

収納にすることです。

足元掘り込みでない、いっぽうのカウンタ-下は、、

リビング側から使える、引出式収納にしてみました。
フリ-スペ-ス

いいですね~。。

ちょっとした小物が収納できそうです。

リビングをキレイに片付けるポイントになりそうですね・・


このように、ちょっとした空間を有効に活用することが、住みやすい家づくりにつながりますね。

外回りの雨仕舞のチェック!!

こんにちは。  マルモホ-ムの川口です。

今日は、静岡市駿河区東新田の現場で、外壁防水紙の施工が完了しているので、

そのチェック確認に行ってきました。

外壁防水紙は、雨が室内壁に入ってこないようにする一次防水。。

当社では、写真でみてわかるように、銀色の防水紙を貼っています。

これは、遮熱タイプの防水紙。 外からの熱を室内へ通しにくいよう、

ちょっとだけ、一般的な防水紙より高額な物を貼付てます。。
外回りの雨仕舞
そして、外壁廻りでの防水、雨仕舞で一番最重要視しているのが、

角のピンホ-ルを造らないこと。。

材料は、平面的なものが多く、二次元です。 ですが、写真のように、

L型になっていたり、タテヨコ方向さらに、垂直方向にも、防水処理をしないと

雨の侵入が防げないのです。

そこで活躍するのが、ゴム状で形成された、三次元方向にピンホ-ルを防いでくれる、

この緑色のカバ-です。。これを設置することで、角のピンホ-ルが無くなり、

雨の侵入の心配は無くなる!! ってことなんです。


外回りの雨仕舞
上の写真は、エアコンの貫通スリ-ブ部分。。

外壁に丸い穴をあけて、この廻りを、ピンホ-ル作らずに、防水することは困難。

そこで、また活躍するのが、緑色のゴム状のこの二次製品。

これを使用して防水すれば、ピンホ-ルが無くなって、雨仕舞は完璧になるのですね。



さらに、屋上から室内のPH(ペントハウス)に入ると、

屋根の上裏に、ダンボ-ルが敷き込まれているのが見えました。。

これは、、、
天井断熱
屋根断熱
屋根断熱の下地なんですね~

ここの現場は、屋根断熱仕様。。。屋根の上裏面に、ウレタン断熱を吹付けしてしまうんです。

で、このダンボ-ルの役目は、、超、重要でして

このダンボ-ルを取付することで、屋根ベニヤを断熱の間に空気層ができて、

屋根直下の空気を、棟にむかって流れるように、空間を創っているのです。

屋根裏を厚く断熱材で覆うことも重要なんですが、空気が流れる空間(隙間)をつくるのも、

快適な住空間を創るうえで、大切なんです~


そのダンボ-ル取付状況も、チェックできました~

天井クロスを貼るには首が痛くなります

こんにちは。  マルモホ-ムの川口です。

今日は、天井クロス貼りの大変さ・・・それをみなさんに伝えたいです。。。


天井クロス貼り

天井クロス貼り

クロス材料は、基本的に約90cm巾、、その材料をこのように、、例えば3.6m方向に

一枚で貼っていくのです。

しかも、糊付けしたクロスを、足場(脚立)の上に乗って、一人でのけぞりながら、このように貼り付け。。

クロス同士のジョイントを合わせながら、まっすぐに貼る・・・

すごい技(わざ)ですよね!! 匠の技術です!!  (首が痛くなりそう・・・)

一枚ずつ、丁寧に貼っていました・・・ほんとさすがですね。
天井クロス貼り
天井クロス貼り

先日、駿河区谷田の現場でも、お客様と現場打合せの時に

クロスのジョイントが、なかなか分からないので、私もお客様も、ビックリしてました。

長年、現場を見ている私も、ほんと、クロス工事には、いつも凄さを感じています。。。

湿気が多い中、、、作業している職人さん達にほんと頭が上がらないですね。

汗、だくだくです・・

ありがとうございます!!って感謝いっぱいです!


もうひとつ、報告です。

上の写真に写っているクロス職人さん、、、実は、当社のお客様でもあります。

約18年前ぐらいでしょうか、マルモホ-ムで新築されたお客様、兼、内装業者の職人さんなんですね~

付き合いも長いです。。うれしいですね、職人さんがマルモで家を建てたい。。こんな褒め言葉ないですよね。

色んな工務店さんハウスメ-カ-さんの仕事をしていて知っていても、

マルモホ-ムがいいって選んでくれるって最高だと思います。。

実は、意外と、我が社は、職人さん達に人気でマイホ-ムを建てているんですよ~

神谷コ-ポレ-ション建具の吊り込み

こんにちは。  マルモホ-ムの川口です。

静岡市駿河区馬淵の現場では、室内建具の吊り込みが始まりました。

当社で採用している標準建具は、【神谷コ-ポレ-ション】のH2.4m建具です。

この建具の見どころは、何といっても、天井いっぱいまでの高さがある建具。

床から天井までの建具になるので、高級感とスッキリ感、バツグンですね! 

すごい素敵ですよ!! 

ところが!!

この建具は、実は、職人さん泣かせ・・なんです。 だって、H2.4mなので、天井いっぱい

建具を少し持ち上げただけで、天井に当り、クロスをキズ付けてしまいますし、

持ち運びも取付も、もう大変~。。
建具吊り込み
建具吊り込み
建具吊り込み
建具吊り込み
建具吊り込み
しかも、上の写真のように、トイレの引戸。。ですと、

トイレ室内へ建具を入れ込んで、天井に付いたレールに取付しなければなりません。。

大工さんは、建具を持って、体をちょっとエビ反りに、、そして、ゆっくりと運びいれてます。

この大変さ、、みなさん! わかって欲しい・・ですね~


でも! ほんと、オシャレで素敵な建具であることは、間違いないですね!!
建具吊り込み
建具吊り込み
他には、

全面ガラスの建具や、ペット用入口が付いてる建具など、

デザインも色も、豊富です。。。

この神谷コ-ポレ-ションの建具、超お勧めです~!!

木造軸組み工法の木材名称

こんにちは。  マルモホ-ムの川口です。

今日は、木造軸組み工法について紹介です。

柱・梁・母屋など、木材でつくられる構造・・・

それには、いろんな名称がついています。
木材の名称
木材の名称

当社で採用している工法です。。

これに対して、パネル工法とか、、2×4工法とか、、鉄骨造とか、、コンクリ-ト造とか、、ありますね。

木造軸組み工法の木材の名称です。我々、良く口にする言葉なんですが、一般のお客様にとって

はて?? 何を言っているのかわからない事があると思います。

そこで、改めて、使っている材料の名称紹介です。
木材の名称
木材の名称
難しい色んな名称がありますが、その言葉を良く考えると、なるほどな、、って思えるのです。

例えば、、

屋根裏に取付される斜めの材料を【雲筋】(くもすじ)って言います。

1階や2階の壁につく斜めの材料が筋違い、、それが上の空の方に付くから、雲筋。。なるほど~!!

柱と柱の間に取付されるのが、【間柱】(まばしら)って言います。

文字通りですね!!

木造軸組み工法は、日本の従来伝統ある工法です。昔からある創り方です。

なので、その材料の言葉、漢字、、意味が深く、調べていくと面白いですよ~。

ちなみに、私は、このような勉強を高校の時にしました。

こんな事が好きだったのですね~、、今は無くなってしまいましたが、静岡工業高校に通ってました。

普通の勉強より、半分以上が、実習など専門的な授業ばかり、、でも、楽しかったなぁ~。

今は、清水工業と静岡工業が合併して、科学技術高校ってシャレた名前になってますが・・・

その頃から使っている建築用語なので、自分的には難しくないですが、

やはりお客様に簡単にわかりやすく、説明することが難しいですね。。。

杭の上に基礎がのっかります

こんにちは。  マルモホ-ムの川口です。

今日は、基礎工事の一番最初、遣り方と掘り方の紹介です。

杭工事が終わり、、、遣り方がスタ-トしています。

建物の位置を出す作業が、遣り方。

それに合わせて、重機で掘っています。
基礎工事の始まり
基本、、奥からの作業です。

奥から重機で掘りながら、床付けと言って、基礎の下端、砕石下端の高さを決めていきます。

そう! 当然、最後に重機が逃げられるように作業しないと、困りますもんね。

せっかく床付けしたところを、重機がのってしまい、そこを荒してしまったら・・・ダメですから。
基礎工事の始まり
そして、床付けの確認ポイントは、

先日、打設した杭頭が、床付けから見えているか。。ですね。

ってことは、杭工事の地盤の高さ設定と、基礎屋さんの地盤の高さ設定が一致しているか

なんですね。 それぞれ違う業者さんが行う作業なので、同じところポイントから

高さの基準を設定して作業しないとダメなんです。 


基礎工事の始まり
基礎工事は、建物の基準にもなります。

家の配置、家の高さ、、この地点ですでに決まってしまいますから、

間違いは絶対にできないです。。。ほんと、重要なポイント作業なんですね~。

TV台の扉の開け方

こんにちは。  マルモホ-ムの川口です。

静岡市駿河区馬淵の現場では、TV台の設置が完了。

このTV台は、横幅が約3.6m。。大型です。

そして、これは規制品の家具でなく、当社で製作した特注家具になるのです。

そのTV台の扉、、いろいろと開け方に方法があるので、それを紹介したいと思います。
TV台
まず、

最近、人気なのが、扉が前に倒れるような開け方、フラップ式です。

ダンパ-がついた金具で、ゆっくり前に倒れてきます。
TV台
中の収納としての使いやすさは、この方式で扉があいた方が一番つかいやすいでしょう!!

ただ、この開いた状態で、扉の上にお子さんが乗ってしまい、、金具が破損・・・

そんな事例も発生していることは事実なんです。。大人でも、開いたこの扉に荷重を掛けそうですもんね。


もうひとつ、その横のスペ-スは、

引出方式で開きます。
TV台
この方式では、上から収納下物を取り出すことができる。

箱の奥行いっぱいまで、活用できて、取り出しやすいですね~。


上記の2つ以外にも、まだまだ、開け方パタ-ンはあります。

引違方式。。
TV台
収納扉を横に引くので、扉を開ける手前のスペ-スなどいりませんね。。

引違方式、、採用されるお客様は少ないですが、

個人的には、これが、一番、収納としてもTV台としても、使いやすいんではないか・・・って思ってます。


最後に、フラップ方式の逆バ-ジョン。

上に開いて、それが、引っ込んでしまうタイプ。

TV台
TV台
これは、金具など特殊になるので、費用的のも、加算・・・

開けた扉が収納できるので、実際の収納スペ-スが、ちょっと狭くなる傾向があります。。。


扉の開け方、、

いっぱいありますが、何をここに収納するのか、よ~く考えて、想像してみるといいでしょう!

どんな格好のオリジナルTV台でも、相談にのりますので、遠慮なく、当社まで連絡くださいね。。。

梁から松やに

こんにちは。  マルモホ-ムの川口です。

新築現場の梁(2階腰)からヤニが出ているのを発見。

丸太からこうやって加工してある材木から時々ヤニが出ているのを見かけます。

この梁は、米松です。まさに松ヤニですね。

漢字で書くと【松脂】(まつやに)です。 そう、木材からでる油分、樹液なんですね~
松やに
松やに
節ではない、こんな切れ目みたいな部分から、ヤニがいっぱい出ています。

この樹液を触ったことありますか??

そうなんです。知ってる通り松ヤニですから、超ベトベト、滑り止めです。

野球のバットを握る時に滑り止めとして使う松ヤニと一緒ですね。

木材は生きているのです。。


さらに、、この梁材だけではありません、

よ~く見てみると、
松やに
間柱材にヤニツボを発見。ヤニだまりですね、

まだ直接ヤニが出てくる状況ではないですが、節ではなくこんな感じに

木材に切れ目というか茶色くなっている部分が、ヤニの出てくる場所になるのですね~


またひとつ勉強になりました~!!

ホスクリ-ンの取付

こんにちは。  マルモホ-ムの川口です。

今日は、ホスクリ-ンの紹介です。。。

川口技研というメ-カ-さんにホスクリ-ンと呼ぶ商品はいっぱいありますが、

今回は、吊り輪状の金物、、、

よく、ベランダへ出る手前の室内スペ-スなどに設置されます。
ホスクリ-ンの取付
これが、ホスクリ-ンと呼ばれている金物。

天井から吊下げられ、ここに洗濯ものを掛けたり、吊るしたり、、、

基本的に、2本セットで取付するので、ここに竿を通して、いっぱい衣類を架けるのもいいでしょう。。

そして、このホスクリ-ンは取外しが可能。。

ホスクリ-ンの取付
ホスクリ-ンの取付
吊り輪状の金物を外すと、上の写真のようになります。

小さいダウンライトみたいな丸い形状が、天井に残りますが、

これがホスクリ-ンの受け金物。。普段は、このように外しておけば、ベランダホールもスッキリしますね。
ホスクリ-ンの取付
このホスクリ-ンの取付は、ワンタッチ!

差し込んで、右へ回せば取付。。  左へ回せば、取り外すことができます。

簡単なので、どんな奥さんでも取付できるでしょう!!


そして、そして、、

このホスクリ-ン、、長さも3段階に調整できます。
ホスクリ-ンの取付
ホスクリ-ンの取付
それこそ、奥様の背丈に合わせて、このホスクリ-ンの長さも調整するといいでしょう!!

このホスクリ-ン、、当社の新築お客様では、ほぼ100%に近い割合で取付しています。

超人気商品なんですね~。

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