家づくり小噺
2017年12月3日
『快適さをプラスするリフォーム-増改築-』その②
みなさん、こんにちは!
前回、不便を快適にする為だけのリフォームはナンセンス!なおはなしをしました。
ぜひ今ある生活にプラス快適、なリフォームを!
LDKが一体の部屋は、使っているうちにいつの間にかリビングがないがしろになってしまうもの…
キッチンから物があふれ始めダイニングで暮らすことが増えるのです。
思い当たる節、ありませんか??キープできる人なんてなかなかいないですよねー。
そんな空間にひと部屋にはならない1間幅の空間11.6㎡(約3,5坪)を追加してみましょう!
キッチンにゆとりをもたせる空間づくりをしてみましょう。
収納のための家具も整理して全体の空間を広く使うことができるようになります。
新しいダイニングのテーマは、”ヌック”。
ヌックとは、いわば家族だけが使う小さなダイニングのこと。
キッチンとの間はカウンター式のヌックとし、増築だからこそできる天井の工夫などを施し、狭いながらも空間的には仕切られたダイニングができ上がります。
そのかわりにリビングはよりくつろぎをもたらす空間として、あらためて豊かに設えてみましょう!
増築をして、家が進化することを感じていただきましたでしょうか。
どうです??わくわくしませんか!?
新築も限られた予算の中では、叶わないことが多いかもしれません…。
今暮らしている家で少しでも不満を感じているのならば…
解決の糸口がつかめないままに辛抱していることも多いのであるならば…
「もしあと10㎡広かったら…」
このキーワードは、そんなちょっとした悩みを少しだけ解決してくれる発想になるかもしれません。
出展:おうちのはなし『快適さをプラスするリフォーム-増改築-』より
2017年12月2日
『快適さをプラスするリフォーム-増改築-』その①
こんにちは!
今日はリフォームについておはなししたいと思います。
当社では新築だけでなく、リフォーム工事も請け負っております。
家を建てる時にどんなに完璧にしたつもりでも、生活というものは変動的ですよね?
その変動に合わせて、より快適さを求めリフォームを重ねることも大切なことだと思いませんか??
暮らしの目的に合わせて手を加えることで、だんだんと建物は完成していくのです。
リフォームを重ねることによってむしろ価値が上がり、住まいは進化していくはず…
ですがリフォームを考える時というのは、ちょっとした不便さをきっかけに考える出すことが多いのでは??
そこで『もっと暮らしを豊かにするため』のリフォームを一度イメージしてみましょう!
「今の住まいがほんの少しだけ広くなったらどんな家になるだろうか…」
リフォームはもちろん、新築を考えられてる方にも使える暮らしに結びつくヒントが見つかるかもしれません!
今日はリフォームについておはなししたいと思います。
当社では新築だけでなく、リフォーム工事も請け負っております。
家を建てる時にどんなに完璧にしたつもりでも、生活というものは変動的ですよね?
その変動に合わせて、より快適さを求めリフォームを重ねることも大切なことだと思いませんか??
暮らしの目的に合わせて手を加えることで、だんだんと建物は完成していくのです。
リフォームを重ねることによってむしろ価値が上がり、住まいは進化していくはず…
ですがリフォームを考える時というのは、ちょっとした不便さをきっかけに考える出すことが多いのでは??
そこで『もっと暮らしを豊かにするため』のリフォームを一度イメージしてみましょう!
「今の住まいがほんの少しだけ広くなったらどんな家になるだろうか…」
リフォームはもちろん、新築を考えられてる方にも使える暮らしに結びつくヒントが見つかるかもしれません!
住まいをリフォームして暮らしを豊かにする増改築を行うためには、それなりのルールもあります。
・10㎡以内の面積であれば建築確認申請や建築工事届を行う必要なし
・既存全体の5%ほどの面積ならば構造的な強度には影響なし
建築部分が既存の古い建物よりも大きくなる場合には、古い建物を含め、新しい耐震基準で全体計画を計算しなおさなければなりません。
10㎡というのは約3坪、部屋にすると6畳ほどの広さです。
今ある生活の中に10㎡という空間が広がるということは、まったく違う快適さ=アメニティを生み出すのです!
家の顔、玄関先に11.6㎡(約3.5坪)のスペースを追加したプラン例を見てみましょう。
玄関周辺に空間ができると、たとえばシューズクロークを作ることができます。
広さが確保されると靴の収納だけではなく、雨具やコートなどの収納も可能に!
さらに反対側には簡単な家事コーナーを設置し、洗面室より洗濯機を持ってきます。
すると!なんということでしょう!!キッチンの家事動線に連動できるように!!
そして洗濯機がなくなった洗面室は奥様の空間…まさにパウダールームになります。
「洗面室」なんて言ってはダメです。「パウダールーム」です♪
広さが確保されると靴の収納だけではなく、雨具やコートなどの収納も可能に!
さらに反対側には簡単な家事コーナーを設置し、洗面室より洗濯機を持ってきます。
すると!なんということでしょう!!キッチンの家事動線に連動できるように!!
そして洗濯機がなくなった洗面室は奥様の空間…まさにパウダールームになります。
「洗面室」なんて言ってはダメです。「パウダールーム」です♪
その②へつづく…
2017年12月1日
『家の工事費ってどんなもの?-住宅価格の見極め方-』 その③
みなさん、こんにちは!!今年もラスト月間、な12月ですねー早いものです。
今日は前回の最後に出てきた「本体工事費と付帯工事費」についておはなししていきます。
今日は前回の最後に出てきた「本体工事費と付帯工事費」についておはなししていきます。
本体工事費と付帯工事費とは、単純にいえば建物そのものの建設工事に関わる費用と、敷地の状況によって変動する工事費の違い。
これまでに説明してきた坪単価が変わる理由の多くは建物に関するもの=本体工事費に含まれるものです。
この本体工事費も、「標準仕様」と、建主様の要望によってグレードを上げた、いわゆる「オプション仕様」に分けられます。
ややこしいですよね…
高級感あふれるすてきなキッチン♪こちらは桃園のモデルを意識された仕上がりです。
ちょっと贅沢なキッチンセットを取付けたりすればとたんに標準外となり、追加で費用が発生してしまうことは一般論としてわかってもらえますよね…?それが「オプション仕様」です!
少なくとも標準仕様の工事が行われていればおおよその生活はできてしまうのですが……そこは家を建てるなら夢があってもいいじゃないか!?と私は思いますので、お気軽にご相談下さいね!
先程から出てきてる「本体工事」ですが、「自主管理基準」というものがあり、下記の表に含まれてる物に関しては「本体工事」ということになります。
坪単価で比較するのには、この標準工事費の価格を聞くと比較しやすくなると思いますので、ぜひご参考に…☆
そうはいっても本体工事費だけでは家は建ちません。
先程、本体工事で暮らせるところまでは…と記載しましたが、最低限の付帯工事が別途に必要です。
この付帯工事は各種の条件によって変動すると同時に、避けては通れないことも多いので、オプションのように今はガマンをして費用を押さえておく…ということもできないことが多くあります。
例えば建設する土地が更地であればよいですが、既存の建物が残っていれば解体のための工事が必要ですよね?
しかもただ取り壊せば良いだけではなく、エコ的な今のご時世、解体後の廃棄物の規制も厳しくなってきていて、処分の費用もバカになりません。
そのほかにも…
●設備工事
〇電気給排水工事→表の標準工事にも建物から1mとしており、それ以上の工事については、距離が長くなったり、高低差があると工事費の条件は変わります。
〇給水工事→すでに敷地内に引き込まれている水道管が13mmの場合は、現代の給水量を考えて20mmの水道管に引き込み直す必要があります。この場合は敷地前面の道路を掘り、そのアスファルトを復旧させる工事まで行わなければなりません。
〇ガス工事→都市ガスとプロパンガスで供給体制の違いから工事費の差があります。一般的にはプロパンガスの方が工事費は安く、ガスの使用料は高くなります。そのために屋外1mまでの工事費だけではなく、屋内のガス工事費まで標準工事費の中に含まれません。
●基礎補強工事費
標準工事費の中には基礎の工事費もありますが、弱い地盤の場合には基礎の補強を行わなければなりません。
地盤が弱ければ弱いほど基礎にかかる費用は大きくなり、地震のときの液状化の対策も考えなければなりません。
●小運搬・養生費
都心部などで敷地が狭いと仮置きの土地を用意するなどの工事費がかかる場合があります。
また、前面の道路が狭いと大型トラックの搬入ができないことで運搬を細かく分けなければならなく、費用がかさむ場合があります。
あと重機が利用できないなどの条件が重なると、予想以上の工事費がかかる場合があります。
逆に大きな国道に面していても、工事車両などの誘導に人員が必要となることで、予定外の人件費が必要となることもあります。
●照明・カーテン・空調、他
個室の照明器具は、個性の発揮される場所であり建主様の要望に左右されるため、標準工事費に含まれません。
同様にカーテンエ事も、サイズはもちろん選ばれた生地の種類によっても大きな差異が生まれやすいものです。
また、和室では障子があることでカーテンエ事が発生しないこともありえます。
エアコンなどの空調も、家族の要望によって大きく差異が出ます。エアコンをつける部屋とつけない部屋の選択も建主様にゆだねられています。
同様に玄関アプローチやデッキ等の外溝工事や造園工事も、付帯別途工事としています。
うーん、、、ややこしい…(×_×;;;
もしかしたら、あなたが検討されているおうちのプランでも思い当たる節があるのでは??
これらの別途工事を含めて総額費用としなければ、現実的には家は建ちません。
坪単価もどこまでの工事範囲で表現するかで大きく金額も変わります。
不明確な点が多いと言った理由がわかっていただけたでしょうか?!
坪60万円という目安のデータも、付帯工事のことまで考えたら一体どこまでが含まれていて、どこまでが含まれていないのか。
広い意味で考えると、グレーな部分もあるというのは、仕方のないことなのです(^^;
お金のことですから大事なことです。
相応の事情もあることですので、仕組みを理解して検討するようにしましょう!
不明な点などはそのままにせず、担当営業に相談するようにして下さいね!
出展:おうちのはなし『家の工事費ってどんなもの?-住宅価格の見極め方-』より
2017年11月30日
『家の工事費ってどんなもの?-住宅価格の見極め方-』 その②
みなさん、こんにちは!
前回坪単価のカラクリについておはなししましたが、今回もその続きから…
坪単価を提示されていれば、建主様にとっては安心できる情報であることは間違いありませんよね?
他社との比較もしやすいですし…。
しかし残念ながら坪単価の不確実さは、前回おはなしした以外にもまだ他にもあるのです。
安い金額を表示して、安く家が建つように見せかけているのを見抜くためにも、知識として知っておきましょう!
前回坪単価のカラクリについておはなししましたが、今回もその続きから…
坪単価を提示されていれば、建主様にとっては安心できる情報であることは間違いありませんよね?
他社との比較もしやすいですし…。
しかし残念ながら坪単価の不確実さは、前回おはなしした以外にもまだ他にもあるのです。
安い金額を表示して、安く家が建つように見せかけているのを見抜くためにも、知識として知っておきましょう!
他にあいまいな部分の例として、坪単価の母数となる面積=床面積の出し方も不明確な部分があります。
たとえばバルコニーは一般的には床面積に含まれませんが、防水などそれなりに工事費をかけなければなりません。
そこでバルコニー等を施工面積として数えて坪単価を表示している企業もあります。
分母を大きくすれば、当然、単価は安くなりますよね??
普通は床面積よりも施工面積の方が広いので、坪単価として計算したときには割安の金額になる、という仕組み!
逆に面積に入れないと、後々追加の工事費がかかることになり、結果的に「割高の坪単価」となってしますのです。
工夫を凝らしたものであり不当とは言えませんが…あまり安いと思われる坪単価の表示では注意しましょう。
ちなみに…当社ではバルコニーはオプションとなりますので、㎡単価の追加工事費としていただいています。
(上の写真のようなテラス屋根だったり、吊物干しだったりも+αなオプション)
「坪単価」で他社と比較をするには、厳密にいえば同じプランで比較をすることに勝る方法はありません。
実際は…いろいろ事情もありますし、難しいところですよね…
ですのでせめて同じくらいの面積で比較してみてはいかがでしょうか!?
また実際の工事費の見積を見ると、このような概算の坪単価では済まない場合が多く出てくるのが現状。
当社でも本体の基本工事以外は、追加工事・オプション工事になってきます。
家の工事費の範囲をあらかじめきちんと理解し、本体工事費と付帯工事費を分けて考える必要がでてきます。
次回は本体工事費・付帯工事費とはなんでしょ?なおはなしをしますね!
その③へつづく…
2017年11月28日
『家の工事費ってどんなもの?-住宅価格の見極め方-』 その①
みなさんこんにちは!
素朴な疑問。
Q:家を建てるのにどれだけの費用がかかるでしょうか。
建主様にとってはおそらく最も単純であり、そして最も重要な疑問だと思います。
少し整理して判断しやすいようにまとめてみました。
素朴な疑問。
Q:家を建てるのにどれだけの費用がかかるでしょうか。
建主様にとってはおそらく最も単純であり、そして最も重要な疑問だと思います。
少し整理して判断しやすいようにまとめてみました。
「いくらぐらいで建つものでしょうか?」
モデルハウスや見学会に初めて来られた方から、当然ですが必ず聞かれる質問です。
住まいづくりの検討を始めるにしても、また具体的に話を進めて行くうちにも、この疑問ははずせません。
実は答える側の私たちも、どのように答えて良いのか迷うところ…
少しでもお客様に分かりやすく答えたいと思っているのですが、おおよそのメドで答えようと思っても、あいまいな要素がどうしても残ってしまうのです。
建設費の総額が答えれれば一番なのはごもっとも!
ですが、さまざまな条件によって変動するので、はっきりと「いくらです!」と答えるには時間がかかるのです。
例えば…何坪の家を建てても、キッチンセットや浴室などの水周り設備は必要ですよね??
仮にこれらのセットに200万円かかったとすると、25坪の家では坪8万円に対し、50坪の家では坪4万円。
なんと!これだけで4万円もの差が発生します。小さな家ほど、坪単価は高くなりやすいのです。
坪単価が高いか安いかは、個別に大きく変わることを前提にしたうえで、判断しなければなりません!
その②へつづく…
なんと!これだけで4万円もの差が発生します。小さな家ほど、坪単価は高くなりやすいのです。
坪単価が高いか安いかは、個別に大きく変わることを前提にしたうえで、判断しなければなりません!
その②へつづく…